老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

48;ふらふら歩き

2017-04-25 17:39:15 | 老いびとの聲
ご訪問ありがとうございます
4月23日 ドライブ 五十里湖界隈ふらふらと・・・



幼子のよちよち歩きは 可愛い
老人のふらふら歩きは 転倒が心配

男のふらふら歩きは はしごで千鳥足
女のふらふら歩きは ウィンドウショッピング

ふと ふらふらと たんぽぽの綿毛のように
知らない町へ飛んでいき 
ふらふらと旅をするのもいい
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47;白い煙

2017-04-25 05:15:49 | 老いびとの聲
ご訪問ありがとうございます


この世の憂いを消え去り
穏やかな顔で寝ている大切な人
小さくなった肩をつかみ
「朝だよ 起きて」と
耳もとで呟いてみた
もう目を覚ますことがない眠り
死んだように深く眠る 
どう眠りが違うのか
寝ているときは
白い空白の時間なのか

白い煙となって
青い空に消えて逝くときほど
辛いものはない

白い煙は
白い雲となり
流れ消え逝くが
あなたを想うとき
私の心のなかに
あなたは生き還る
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46;「何か悪いことをしたのか」

2017-04-25 01:02:57 | 老いの光影
ご訪問ありがとうございます
わが家の前にある村道の縁石の角に 
花が咲いていた
恵まれた環境でなくても
そこで育った 
生命力に拍手!!

意地悪婆さん青山登志子(83歳)さんの
排泄介助を終えたとき
彼女は
「ありがとう」と話してくれた、
その後で
「あんた、過去になんか悪いことをしたことがあるのかい」
と。
「・・・・・」
「男がこんな仕事をしているからさ・・・・」
「面白いこと言うね」と笑ってしまった。



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