老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

441;小さな親切

2017-10-01 18:52:09 | 老いびとの聲
 小さな親切

「小さな親切 大きなお世話」 という言葉がある
私は
「小さなお節介 大きなお世話」 と言い換えたい
「小さな親切  小さな優しさ」 だと素直に思う

440;寒くなりました

2017-10-01 05:44:09 | 老いの光影
 寒くなりました

暦は《10月》に変わった
私は変わらずのまま
《10月》の暦をめくると
枯葉舞い山に雪の冠となる

紅葉が素敵な季節となり
紅葉が素敵に映るか寂しく映るかは
そのときの心模様で違ってくる
秋の夕暮れ時も紅く染まり
家路に向かう烏の鳴き声は
耳にすることもなくなってきた

これから老い往く人にとっては
インフルエンザが強敵となる
秋から冬 冬から春まで
寒さで体や心までが縮こまる
死神を振り落とし
寒い季節を乗り越えてもらいたいと願う