
「何げないことが大切」
《 再び歩くことへの挑戦 11 》
《 再び歩くことへの挑戦 11 》
今年の8月 寝たきり状態にあり、要介護5の認定通知を受けた
堀川清子さん(90歳)は、
自力歩行まではいかないが
手を握ってあげれば足並みをあわせながら歩けるようになった
昨日
デイサービスの帰り路
スーパーに立ち寄る
カートにつかまりながら陳列台に手を伸ばす
一緒に夕ご飯のおかずを買ったときの
笑顔満面「うれしい」の呟き
彼女の頑張りで
寝たきり状態からの脱出
再び歩くことに挑戦してきた彼女
清子さんは
こうしてスーパーで買い物をし
食べたい物を手に取り
レジで支払いをする
人間歩けることは当たり前のことであり
歩けることの意味を考えたりすることもない
交通事故や病気などで
寝たきりになり歩くことができない、と認識したとき
本当に歩けなくなった自分は惨めであり絶望になってしまう
その後、本人の頑張りと周囲のサポートにより
不死鳥の如く 再び立ちあがり 立ち そして一歩、二歩、三歩と足を踏み出し
再び歩くことができたときの気持ちは
寝たきりになった人でなければわからない。
人間にとって「歩く」とは
どんな意味があるか
次号のブログに書いていきたい
☆連載中「生理的欲求と介護」は、近いうちに書きます。
☆連載中「上手な介護サービスの活用処方」第27話も近いうちに、ノビノビデ
