俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

朝顔

2008年07月05日 | 俳句

『朝顔や 一輪ほどの 天下かな』
(あさがおや いちりんほどの てんかかな)

『向日葵の 目の付けどころ その首に』
(ひまわりの めのつけどころ そのくびに)

『よくもまあ 夏の清白 2本ほど』
(よくもまあ なつのすずしろ 2ほんほど)

『何しても 可愛いさ勝る 孫の夏』
(なにしても かわいさまさる まごのなつ)

『中元を 一口残す ゆとり無し』
(ちゅうげんを ひとくちのこす ゆとりなし)

『木に登る 老人、浮世の 夏を知る』
(きにのぼる ろうじん、うきよの なつをしる)

『片蔭を 求めて歩く 道遠し』
(かたかげを もとめてあるく みちとおし)

『玉の茶の 香りころがし 汗治む』
(たまのちゃの かおりころがし あせおさむ)

『明易や カーテン越しの 陽の光』
(あけやすや かーてんごしの ひのひかり)

『遠雷や 涼しさつのる 音の波』
(とおらいや すずしさつのる おとのなみ)

コメント (1)
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