俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

七夕

2008年07月07日 | 俳句

『七夕や 願いは一つ 書けもせで』
(たなばたや ねがいはひとつ かけもせで)

『七夕や 織姫星は 雲の上』
(たなばたや おりひめぼしは くものうえ)

『棚機や 彦星話 影薄く』
(たなはたや ひこぼしばなし かげうすく)
                   棚機=七夕

『梅雨明けに 嫁の関心 増すばかり』
(つゆあけに よめのかんしん ますばかり)

『白日傘 目眩クラクラ 眩しけれ』
(しろひがさ めまいくらくら まぶしけれ)

『未央柳 茶筌細工の 雄蕊かな』
(びょうやなぎ ちゃせんざいくの おしべかな)

『散り急ぐ 白く儚き 夏椿』
(ちりいそぐ しろくはかなき なつつばき)

コメント (2)
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