『快晴の 空に欲しきは 夏の雲』
(かいせいの そらにほしきは なつのくも)
『うだるよな 雲一つなき 土用かな』
(うだるよな くもひとつなき どようかな)
『炎昼や 暑中見舞いの 季節です』
(えんちゅうや しょちゅうみまいの きせつです)
『浪花の夜 天神祭の 浴衣女』
(なにわのよ てんじんまつりの ゆかたびと)
『汗のシャツ 脱げばメタボの 腹見えて』
(あせのしゃつ ぬげばめたぼの はらみえて)
『憎たらし 下弦の月に この暑さ』
(にくたらし かげんのつきに このあつさ)
『蝉時雨 止めば涼しさ 来るかしら』
(せみしぐれ やめばすずしさ くるかしら)