俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2008年07月10日 | 俳句

『どしゃ降りの 雨に叫ぶや 梅雨よ去れ』
(どしゃぶりの あめにさけぶや つゆよされ)

『日傘では このどしゃ降りは 防げません』
(ひがさでは このどしゃぶりは ふせげません)

『外人女も パンツ丸出し 夏の街』
(がいじんも ぱんつまるだし なつのまち)

『梅雨の空 数が気になる 万歩計』
(つゆのそら かずがきになる まんぽけい)

『白百合は 雨も風をも やり過ごし』
(しらゆりは あめもかぜをも やりすごし)

『梅雨ならで 見る夢さえも 雨に濡れ』
(つゆならで みるゆめさえも あめにぬれ)

『夏ぐれは 梅雨の終わりか 最中かや』
(なつぐれは つゆのおわりか さなかかや)
                 夏ぐれ=夏のスコール(沖縄地方)

『雨脚の 途切れもなくて 夏の駅』
(あまあしの とぎれもなくて なつのえき)

『青嵐 山の頂 靄ばかり』
(あおあらし やまのいただき もやばかり)

『エコでなく エゴで終わって 梅雨明ける』
(えこでなく えごでおわって つゆあける)

『小百合花 後も逢わんと 三年過ぎ』
(さゆりばな ゆりもあわんと みとせすぎ)

『奈良山の 小松が下に 夢の虹』
(ならやまの こまつがしたに ゆめのにじ)

コメント (1)
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