酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

しらこバター焼き。

2025-02-19 | こしらえた話。

白子(しらこ)と聞いて、河豚のこと?と思うようなヒトに、一度でもなってみたいものだ(笑)。

あいにく、あたしゃ白子といえばタラ。
そろそろ旬も名残かな、と焦っている訳じゃないが、買ってみた。

こっち方面の料理屋では、もっぱら天ぷらか刺身(ポン酢がけ)となるコレだが、いつぞや呑みに出たとき、料理人さんがバター焼きも旨いっすよね、なんて言ってたのを思い出して。

粉をつけてじっくり焼き目をつけた。いわゆるムニエル仕立て。

バター焼きと言ってるが、バターは仕上げにちょっと使うだけ(だって高いんだもんw)。というか、その位が丁度よい。
かくして、外側香ばしく、中はとろとろクリーミー、かつ、あつあつな白子ができあり。

熱燗が旨い。やっぱ冬はこのノリがいいんだよね。

さて、白子のシーズンが過ぎると、次は春のニシンだな。
フグを食らうことよりも、旬の食材で季節を知るヒトに私はなりたい。

いや、フグも食べたいけど。


豚と豆腐の味噌炒め

2025-02-01 | こしらえた話。

豚と豆腐? いや、豆腐と豚かな。
どーでもいいことをちょっと考える(笑)

こうやって見ると肉料理。豚と・・・だな(笑)

ともかくは、味噌ダレっていいな。最強とまではいかなくでも8勝2敗1分くらい。
肉なら豚でも鶏でも、野菜は相当いろんなもの、炒めたり油通ししたものに和えるだけで、調理が完結する。
ほか細かな調味料とかいらないし(あったらあったでいいけどね)。

酒にはもちろん、ご飯にも。
普通はご飯はもちろん酒にも、なんだろうが、自分は酒が主食なので(笑)

 

つくりかた 二人分または晩酌2回分

【材料】
木綿豆腐...1丁(300g)
 ・食べよく切りペーパーなどで水分を切っておく
豚バラスライス...150g
 ・食べよく切っておく
 ちなみに自分はしゃぶしゃぶ用とか薄いのが好み
ねぎ..1/2本
 ・斜め細切りに
 青いところか白いところかはお好みで
薄力粉・胡麻油...適宜適量
《味噌ダレ》
味噌・酒・砂糖...各大さじ1
醤油...小さじ1
すべてを合わせておく

【作り方】※くっつかないフライパンを使います

1豆腐に粉をはたいておく

2フライパンに豚バラを広げて並べ点火(中火)
 色が変わったら一旦取り出す

3胡麻油を熱し(小さじ2〜3位)1の豆腐を並べ焼き色がついたらひっくり返し、ネギを加える

4ネギがしんなり、ひっくり返した豆腐に焼き色がついたら2の豚肉を戻し入れ、肉に味噌ダレを和える

5肉に味噌ダレがからんだら、これを豆腐・ネギと混ぜ合わせてできあがり

お好みで炒りごまを飾る


ハンブルジョア。

2025-01-10 | こしらえた話。

国内指折りのパスタ激戦区らしい高崎市(群馬)の名物らしい一品。
その名を『ハンブルジョア』という。

という話をたまたまテレビ(アマプラ)で知り、さっそく作ってみた。

といっても、スパゲッティにハンバーグを載せたっぷりのミートソースをかけるだけなんだが ^^;
番組に出ていたのは、ハンバーグが300g超というシロモノ。
なにせ、ひき肉ものが好物なので、ハンバーグとミートソースは最強タッグ。画面で観た瞬間に食欲鷲掴み(笑)なのだった。

自分は、焼いて売ってる、家で温めるだけというもので手抜き(笑)だが、ミートソースは、たぶん1人前200gはあろうかというほどに挽肉を使用。
玉ねぎとともに炒め、ドミグラスソースでことこと煮込んだ。

ハンバーグとミートソースだけに、味は説明するまでもないと思うが、ともかくはボリュームたっぷり、まさにブルジョアのお料理だ(笑)

そうそう、ハンブルジョアは『ハンバーグ+ブルジョア』の造語。ハンバーグ載せてブルジョア気分ってことなんだろうが、高崎では誰もが知るグルメなんだとか。
で、ブルジョアなのでハンバーグはでかくなきゃダメとか。なんかイイね、そのノリ。

 

ちなみに、皿の後方にわざとらしく(笑)おいてあるのは大分麦焼酎『いいちこ』。
こうした味の濃い料理には『いいちこ&ソーダ』が好適。
近頃はジン&ソーダが流行ってるけど、いいちこで作るソーダは香りも良く、料理にぴったり。
本来は、きき酒師の資格も持つ日本酒党だが、料理には適材適所、焼酎ならいいちこだ。
『いいちこ応援団』で活動中。


鱈の甘酢あんかけ

2024-12-20 | こしらえた話。

前回記事から1ヶ月!?

いやはや、あっという間だな。ちょっと忙しい上のに身体が動かないからか(その逆もある)、あっという間すぎる。と、何かに文句を言って解決するほど人生甘くないので、ちょっと甘いお料理を。

どーゆー書き出しだ。

 

さて、不漁で出回らない、高いと言われる鮭に代わって、タラが目下、家計の優等生。
何より、この時期は「生」が手に入るので、いろんな料理に重宝する。
いや、いろんな、と言ってもそんなにないので、たまにはこんなのはどうだろうと、甘酢あんをかけてみた。

どろどろ~ん、とか画像に文字入れたいくらいよく撮れたな(自画自賛)。
もう、レンズにはねちゃうの覚悟してるから(笑)

淡白なタラが、甘酢でいっそう旨し。
身は柔らかく、ほこほこ、ほくほく。
ついでに皮も美味しい。

美味しく出来た、勝因はなんですか

いやぁ、タラが美味しいからですよ。私はそのお手伝いをしただけです

とか、わざとらしい謙遜は置いといて、配合いろいろやってみたが、結局簡単でいいんじゃないの?という、勝因は甘酢あん(笑)

 

材 料(2人分)

生タラ切り身 2~3切
玉ねぎ 1/2~1個(薄切りにする)
しいたけ 小2個(軸を除いて薄切りにする)
あればニンジン千切り・ピーマン薄切り 適宜
ほか 塩・コショウ・薄力・サラダ油

《甘酢あん材料》
水 180cc・酢 大さじ2・砂糖 大さじ2、醤油 大さじ1・ケチャップ 大さじ1・片栗粉 大さじ1

作り方

① タラをひと口大に切り塩・コショウをふって少し置く
 そのあいだに、甘酢あんの材料をまぜておく
② ①に水気が出たらペーパーをあて取り除き、薄力粉を薄くまぶす
③ フライパンに油(大さじ1くらい)を熱し②を焼く(中火)
 こんがりとしたら一旦取り出し、フライパンの油をペーパーでさっと拭く
④ 同じフライパンに新たに油(大さじ1くらい)を足し、玉ねぎ、他の野菜を炒める(中火)
⑤ ④がしんなりしたら、甘酢あんの材料を入れ、ゆっくり混ぜながらとろみをつける
 とろみがついたら油(小さじ1)を加えて混ぜる
⑥ 器に③を盛り付け⑤をかけ回す

他うんちく
・タラを焼くときはあまりフライパンを振らないこと
 身が柔らかいのでバラバラになるよ(笑) いわゆるムニエルにすべし
 片栗粉をまぶして唐揚げにするのも美味しい
・とろみがついたら一度沸かすこと(あとでゆるくならないらしい)
・とろみに入れる油は、照りを出すため
※自分は切って冷凍しておいたニンジン、ピーマンをちょっと加えました
 余ったのをそうしておくと、ちょっとあれば、という時に便利


あぶたまに滋養プラス

2024-11-20 | こしらえた話。

油揚げはいいね。

いや、下町言葉で「あぶらげ」と呼びたい。

糖質控え目、タンパク質摂れるし、栄養あるし(思い込み?)、おまけに腹持ちが良いときた。
なるべくロカボを目指す我が食卓では目下、主役級の扱い。米に代わる主食でもある。

頻繁にこしらえるのは「あぶたま」。
いわゆる、あぶらげの卵とじ(その話)であるが、昨日はニラなんぞ加えて滋養をプラス。

あぶたまの作り方は至ってカンタン(説明するまでもないが)。

鍋に煮つゆをはって、あぶらげを煮る。
あぶらげがくたっとしたら、溶き卵でとじる。
つゆを作る(出汁、酒、醤油、砂糖)のが面倒なら、めんつゆを煮ものかかけつゆの濃さ(お好みで)で用意すればよい(むしろこの方が美味しかったりする)。

応用もいろいろ。

味濃いめに甘辛く仕上げれば、メシすすむ良きおかずに。
あっさり仕上げれば(濃くてもいいけど)、酒のアテに。
味うすめ、つゆだくにすれば、おつゆも美味しい。
あぶらげも切り方変えれば、食感七変化。
盛り付け方も工夫次第 その話の画像もご参考に

次はキノコで楽しんでみようかな。