酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

麸丼。

2013-05-31 | こしらえた話。
唐突なタイトルであるが、麸、お麩を使っての丼飯である。


昨日の晩酌、〆の飯はこれで。

別にお金がないからという訳でもなく(ある訳でもないが)、やたらダイエットに身を投じている訳でもないのだが、お財布にもダイエットにも気の利く料理であることに違いはない。

うちに常備して使っているのはもっぱら小町麸(使いやすいからね)。それと沖縄の板麸(これはフーチャンプルー用)。
今回の丼。ちなみに作り方を書いておくと、麸はあらかじめ水で戻し水気を切っておく。あとは親子丼の作り方と同じ。

と、作り方は簡単だが、コレ、麸はピュアな食材だけに難しさも。
自分がこさえたものは残念ながら可もなし不可もなし、点数にして50点もあるかどうか。確かな技術を持った方がしっかり作ると(出汁の塩梅、醤油の加減など)、さぞかし美味しいものになるものと思う。
なんてこと考えながら、気づけば満腹。
一人前、小町麸8個、卵Mサイズ1個、飯粒の量など普段のごはん時よりも少ないのだが、麸はかなり食べ応えのある食材、またはいかに腹持ちが良いかということだろう。
まさにダイエッター向き。


そうそう、ダイエットといえば、あと2Kgがなかなか落ちないと嘆いていたが、ここ数日体重計に乗ってみて、「あと1.5Kgがなかなか落ちない」に変更することに決定。

名づけてコレステロールダイエット。
コレステロールの摂取を控えよう、摂ったらば食物繊維もなおさら摂らねば、という食事をしていたらこの二週間で痩せている。食べ物のカロリーや量ばかりを気にするより効果あり?

塩麹でしっとり。

2013-05-30 | こしらえた話。
なんてタイトルにすると新手の化粧品のコピーのようだが、さて何に使ったかというと…


鶏ハムなのだった。

ふちの黒いつぶつぶは黒胡椒。びっしりと沢山まぶせば見栄えするんだろうが少量でも香りはするし、だってGABAN高いんだもん(笑)

数年来より我がキッチンの定番料理であるが、たまたま何かで塩麹を使っても美味しいという記事を目にし実践してみた次第。塩麹を使うと誰もが「美味しい」の前に「しっとりとして」と副詞を加えて話すが、そんなもんかねえと思いつつも結局美味しそうなことには積極的な自分。

恐る恐る食べてみると(いえ、美味しいに違いないとは思ってんだけどね)、確かにしっとりしているような。肉の繊維がこなれていてパサパサしてないというか。うむ、おそるべし塩麹。

いや待て。いつも作っていて、少ししょっぱくなってしまうクセがあるので今回は漬け込み時間を短めにしたのであるが、そのおかげで水分が残ってパサパサせずに済んでいると言えなくもない。

う~む、鶏ハムごときに課題を残してしまった。
食感の記憶が消滅しないうちに近々にでも再び作成せねば。次は漬け込み時間を変えて実験だ。

かみなり豆腐。

2013-05-29 | 酒風景
春は来たのか終わったのかと思っているうちに、夏日が不意打ちを食らったかのようなここ数日。なんだ、この暑さは。

だからという訳でないが

昨夜の肴はかみなり豆腐。
豆腐を乾煎りするときにバリバリと音がするから、その名がついた。

ばりばりとこさえたのがコレ。


うっすらと醤油味がついているその上に、おろしポン酢(近頃、何にでもコレだな)を。

豆腐はよく炒ってずいぶんと水分が抜けているので独特の弾力が。味は凝縮され豆腐料理というよりは、なんだか薬膳料理を食べているような気分にも。豆腐とは、本当は味がしっかりとしたものなのだと、しみじみ感じ入るのだった。
地味な味は、地味であればあるほど、人の心に語りかけるものは大きい。

な~んて殊勝なふりをしているが

ここのところの健康志向。地味や滋味も良いが、そろそろ焼肉が食べたいぞー

新タマを楽しむ。

2013-05-28 | こしらえた話。
血液さらさら効果に惹かれ、いつもより玉ねぎを食べる機会の多い今年である(のような気がしている)が、昨夜はハンバーグで。


悲しいくらいに面白くない絵。ヘタだな~(笑)。

伊藤まさこさんが本で紹介してたもの。新タマをざくざくと粗みじんにして、炒めずにそのまま肉に混ぜ込む。新タマの瑞々しさと食感を楽しもうって寸法だ。

どうせなら、ナイフを入れ中身(玉ねぎのシズル感)も撮っときゃいいものを、食欲が先行してしまった。そのくらい美味しそうにも見え、実際、狙い通りの美味しさ!だったのだが。
ソース、ケチャップ、ミルクを混ぜた、誰もがよくやるソースで食べ、おかわりはポン酢おろしで。うむ、後者が実に良い。

玉ネギを炒めずこさえるだけで、手間も楽チン。新タマハンバーグ・ポン酢おろし。これはリピート決定。

それにしても、その美味しさが力説してるほど伝わらないこの写真にちょっとショック。竹串を刺せばじゅわっと汁があふれるほどジューシーなのだが、撮ってみればこのカサカサ感が悲しい(笑)。
シャッターを切る瞬間にフライパンに残った油をかけるとか、もうちょっとやりようもあったろうに。

昨夜も映画を見て(イマジカBSで、しかも2本も)、撮りためたもののチェックや作品作りをさぼってしまった。美味しそうに撮れないのもこの気合のなさが原因か。

ハム勝つ。

2013-05-26 | 旨かった話
ファイターズキャラバンが旭川にやって来た。

早い話が、日本ハムファイターズのPRイベントとでもいおうか、展示ブースやゲームコーナー、飲食ブースが展開。
今日はこの春一番の暖かさになって人出も上々。


デイゲームの生中継を皆で観戦。

自分は暑さから生ビールの方が魅力的で、ついついフードコーナーへ。

そこで見つけた、なんと素敵なメニュー。


ハムカツだ。日本ハムの製品かどうかは分からぬが、よくある魚肉ハムのカツで、自分が好きな下町の味。
なによりメニュー札はこれを「ハム勝つ」と表示してあって、シャレが利いている。

稲葉ガンバレ!と声援が飛んだりして、会場は良いムード。かつては巨人王国だった旭川も、今ではハムファンが多い。北海道にプロ球団があるって、思えばとてもすごいことなんだよなあと改めて感心。

ちなみに、ハム勝つは旨かったが、残念ながらハムは負けた(無念!)。