酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

年越した蕎麦

2016-01-04 | 麺好き
明けて4日である。街は少しずつ普段の賑わいに戻りつつある。
自分も本格始動とは行かないが、活動開始。

のつもりが、ぼおっとしてたら、もうお昼。


いつものお蕎麦屋でそばはじめ。今年は玉が授かりますようにと玉子とじ。
玉って、あのタマのことじゃない。お宝のことね。

年越しにそば。越してもそば。佳きかな。

雪のち蕎麦。

2015-11-24 | 麺好き
先週末、テレビの天気予報では温かな東京のスタジオから予報士のおねえさんが、北海道は真冬の寒さになるでしょう、と言っていた。
そうりゃそうだ、もう冬ですからねえ(笑)。ほんとは真冬日(気温が一日を通して氷点下の日)になると言いたかったのかね。
他局では12月並みの寒さになると。そっちの方がアナウンスとしては気が利いている。

で、言われたとおり連休は雪。


それにしても降り過ぎだっつーの。
街中が雪。蕎麦はま長にも降る。

で、今日の昼は温かな花巻。


さすがにこの時期は「温かいもの」率が高まる。
寒さに慣れてしまえば、また「もり」を頼むようになるんだが。
なんたって真冬は暑いくらいに暖房の効いた部屋で、風呂上りはパンツ一丁でアイスクリームを食べるというのが北海道人のお作法だからね。

このまま真冬へと突入するか、それとも11月並の寒さが継続するか。
どっちでもいいのだが、雪が降ったり融けたりを繰り返すという面倒がないのがいいな。

そば祭り

2015-08-30 | 麺好き
幌加内町の一大行事「新そば祭り」が昨日から開催されている。

今年は暑くも寒くもない良い天気。どれ行ってみようかいってことで。


相変わらずの賑わい。1カットでは到底伝えきれない規模。


まずは、神戸一孝庵という店のとろろそば。
新そばととろろの風味が出合いとても美味しい。1個半人前もあるかないかの量はツルッと完食。

立て続けに二杯目。


いばらき蕎麦の会から。
つゆは酸味の立った返しがいい味出してる。蕎麦はつゆも命だねえとツルッと完食。

まだ行けると三杯目。


いつもなら福井の越前そばでシメとするところだが、たまには北海道のブースを贔屓にしようじゃないかと。
で、海苔の特産地どいうわけもなかろうが花巻そば。

楽しや祭り。
こういうイベントは思わず美味しい蕎麦に出合ったり、ちょっと残念なのがあったりと、それも醍醐味のうち。
三軒回ってお腹も出来上がった頃、秋の空は実に清々しいのだった。



帰ってからはいつものごとく


居酒屋に行ったり、いつものバーに行ったり。





いつもの風景。

ちゃんぽん亭で 豚そば

2015-08-28 | 麺好き
さすがに夜中にそばを食った翌日には、うーん、そばじゃないものをと思う。
そばダイエットを誓っている時には続けてそばでも平気だったのだが。

とはいえ、愛も変わらず食べたいものが思いつかないランチ難民はとりあえずイオンモール旭川駅前に非難する。
フードコートを彷徨う。ピンとくるものがなかったら昼抜いたっていいやと半ば絶望的(笑)だっとろころへ、おおっ、ちょっと来たよ。

ちゃんぽん亭の豚そばブラック。


ブラックってなんじゃそりゃ。メニューには「豚そば」があり、別欄に「豚そばブラック」というのがある。熟読してみると、ニンニクの焦がし脂のことらしい。画像、半分黒くなってるのがそれ。

豚そばといっても、麺もスープも定番のちゃんぽんと全く同じ。
具が豚だということで豚そば。

まず豚さん。ちょっと脂身が多いが、若干ごりごりした歯ごたえ。
昔々、給食で苦手だったあの豚肉に似ている。今はこれが豚の味だなとさえ思う嗜好の変化がなんだか嬉しい。この脂身、旨味がある。

おつゆはいつもより塩気が強いような気がする。たまたまか、はてまた思い過ごしか、あるいは豚の脂の甘味を考慮してのことだったりすると、こりゃ一本取られたわいということになるんだが。
いずれにせよ、麺、具、スープは調和が取れていてなかなかである。

欲を言うなら、焦がし油はもっと多くてもいいかな。見た目ほどクセがないなという物足りなさは否めない。
ブラックっていうくらいだから、もっと黒々とね(笑)


なんだか、

レポーター気取りのただのグルメブログだな(笑)
たかが昼飯、されど昼飯ってことで。

蕎麦をたぐる。一福は何て読む?

2015-08-25 | 麺好き
今日は久々の快晴。
外を歩いたおかげで顔が少しヒリヒリする。もう秋だしってんで日焼け止めなんぞ塗ってないので、なにげにマズイかなと思ったりするお年頃。

暑いので(暑くなくても、だけど)そば。さんろく街の場末にある蕎麦屋へ。
ところで店名、「いちふく」と呼ぶ人あり、「いっぷく」という人あり。実は自分もどっちなのか分かってない(笑)


とにかくはシャッキっと冷たい蕎麦に身体が喜ぶ。
けっこう好きなんだな、ここの蕎麦。ちょっとお高いが(笑)旨いことは旨い。
手打ちと思しき二八。そして盛り加減がなかなかで、実にたぐりやすい。なので、すっとたぐっては口にズルっと、たぐってはズルっ・・・このテンポが痛快だ。
お江戸の方が昔から言ってるところに「蕎麦はたぐるもの」というのがあるけれど、それを実感させてくれる感じが気に入っている。

蕎麦といえば、こないだの蕎麦屋も良かったねえ。
十割蕎麦なれど蕎麦嫌いな人に配慮してか香りがしないし、麺は冷たくしてお腹をこわさないように気を使って冷水で締めてないし、水分を取り過ぎないようにと蕎麦湯の入れ物には二人で一杯分位しか入れないときたもんだ。おまけにミニ丼のご飯は箸の使えない人でも食べやすいように団子状。どんな釜なのか平成の時代にそんなご飯が炊けるのはすごいなあ。
この夏いちばんの思い出。夏の幻だったのかどうか、確認しに再び訪ねるつもり。