酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

カレー南に至る道のり。

2015-01-31 | 麺好き
昨夜はちょいといっぱいのつもりで・・・


こんなだけど、街の中国料理屋「敦煌」の風景。
親父さんも手が空いていたようで、久々にいろいろと語り合うことができ幸運。
酒を頼むたびに小料理をサービスしてくれるものだから、なお酒が進む。

しめの飯は


麻婆チャーハンこたりんスペシャル。
特注のザンギ2貫をトッピング(笑)

楽しくなっちゃったもんだから、べてぃさんで呑み直し。


月に一度はこれを食べなきゃね、のキツネ納豆。

呑んでいると右に左に次々と知り合いが現れて、これまた色々と話が弾むものだから

また楽しくなって、また呑み直し。


久々ドイツのワイン。
この手のワインに凝っていた若い頃を思い出す、さすがのリースリング。
久々に店主ともじっくり話ができて、あ~っというまに午前三時。

あの唄のとおり梯子酒。
深酒にもなったが、今回は記憶もしっかり残ってる(たぶん)。

そして今日。ちょっと疲れが残ってるそんな昼は・・・


カレー南に限る!

というわけだ。

衝動買い 

2015-01-30 | 旨かった話
日ごろからちょこちょこと酒器や食器を見て歩いてるのだが
先日百貨店で見つけたのがこれ。


某有名メーカー(決して高級品ではない)のボウルセット。
こんなので角煮を食べてみたかった。

物々しくも木箱入り。御大層な品かと思いきや
SALE! のコーナーにある。
製造が終了したシリーズの売れ残りか、はてまた不良品か。
でも名のある百貨店が半端ものを売るとも思えないし、
と手に取って吟味してみれば青い方の内側、底に色むらがある。
むむ、それが安値の理由か。でも百貨店がそんなもの扱うかねえ。
偉そうな木箱も本体と蓋が合ってなくて、このあたりはっきり言って安物だ。

あるいは婚礼の引き出物で発注数を間違えて余ったやつとか?
でも、2000円(税抜)ならこれは買い。箱なんか要らないし。

で、どうしても使いたい。しかしまだ角煮を作る予定はない。

なので


豚汁を盛ってみた。

お、なかなかいいんでないの。
青をどう受け止めるか、器は専門外なのでどう表現していいか分からぬが
ニンジンと外側の色が同じで、面白いんでないの?

どうもセールの文字に弱い自分であるが
買ってよかった、としておこう。

フリカケづくり。

2015-01-29 | こしらえた話。
いそいそと捨てない料理。半分楽しみでやっている。

大根の皮、しっぽ、葉はもちろん首のところまで
料理で使わなかったところを料理する。
それとニンジンの皮(ニンジンの場合は皮と言わないが)。
今回は冷凍庫にあったものの、そろそろ使い切らなきゃ冷凍焼けするかもという
しらすを使って。

このフリカケ、ご飯にも良いが
こりゃまた良い肴になりそうだ。

この手の料理は始末の精神を学ぶためにやることだが
しらすなんぞ使ったら老舗料亭の女将さんに叱られそうだ。

いいものだ、その始末の精神。

とか考えてたら、おっと少し焦げちまったい。


でも旨い(笑)

みりん成分が焦げて薄い煎餅のようになったその副産物、
これはこれで肴になるぞ。

ニンジンなんかで酒が呑めるか。

2015-01-28 | 酒風景
って、

呑めるんだな、これが。


雪の下ニンジンをバター煮にしてみた。
あ、ブルジョアの方々はグラッセとかそうお呼びでしたか。

面取りしたものも捨てずに
塩もみしてオイル漬けにしてみた(右上)。

甘い甘いニンジンさんには、口当たりの柔らかな純米吟醸を。


と言いながら、これはちょっと辛口だ。
辛口と書いてあるし(笑)

開けるのを間違えた。

だか、それすら軽く一蹴するニンジンの旨さよ。
ニンジンで酒を呑むというより、ニンジンに飲まれちまったい。

湯豆腐に感じ入る。

2015-01-27 | 酒風景
とある寄り合いがあり岡半さんへ。
ご亭主の顔を見るのは半年ぶりだ。


料亭だもの、そりゃ料理が楽しみ。
夜中の会議ということもありごく簡素な品数だったが
やはり魅せるひと品が。


なんて呼べばいいのか分からなものが出てくるのがまた、料亭っぽい。
っぽい、なんて言葉を使う自分も素人丸出しっぽい(笑)
奉書で温める湯豆腐、というところか。
豆腐は固く仕上げてあって、聞けばご亭主の手作りとのこと。
こういうところにもてなしの真髄を感じる、久々に「御料理」を味わった心持ちである。

素人なりに、料理に真摯に向き合うべき初心に立ち返り候。