酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

サンマをわたで食べる。

2013-10-31 | 酒風景
少し霧が出た昨日の晩、いつもの女将のところで晩酌。

サンマを焼いてもらった。


此度の美味しいところは、丸い小鉢に入ったサンマのわた。
テレビだか雑誌だかで見たと、女将が拵えたわたの焼き物。取り出したサンマのわたを塩、酒で焼いたものだ(ホイル焼きにしたとのこと)。

で、これを


身に添えて味わう。
普段からサンマのわたは一緒に食べているが、こうするのもまた一興。初めてのこんな食べ方、なかなか美味なのだった。


サンマのわと言えば

塩辛に出来ると聞いたことがあるが、はたしていかなるものか。
世には知らないサンマがまだまだある。


帰り道はさらに霧が濃くもやもやしていた。


もやもやと言えば

大腸ガン検診の結果を待っていたら(ちょっと心配していた)、精密検査の必要なしとのハガキが。
もやもやが晴れた。

湯豆腐かぁ・・・

2013-10-30 | 酒風景
テレビでは、芝海老とバナメイエビを使って料理の食べ比べをやっている。
ブラインドテストで、どっちが美味しいかを検証。
おーっと、値段の安いバナメイエビに一票入ったー!とレポーターの実況に熱が入る。

くだらん。 なんか違うだろ。問題は価格の安い商品を芝海老と偽って不当に利益を上げたのでは?ということであって、どっちが旨いかとか偽物が消費者を欺けるのかということではない。
日本人は芝海老というブランドをありがたがっているだけで(漁獲量や相場の都合で芝海老の方が高いだけで)、バナメイエビだって美味しいのだ。
被害者は知らずに食べた消費者でなく、バナメイエビだ。


さて、


昨夜、居酒屋での突出に複雑な思い。


もうそんな季節ですかい。
昨日、今日は案外暖かかったが、枯葉が街を舞う。
分かっちゃいるが、年々秋の終わりが切ないのである。

悲しいことに、焼酎のお湯割りがやたらと旨い。

終いにゃ帰る頃には雨が降る。寒くもないが心が冷える。


恋しくなったねえ。




人肌が?

いえいえ、そんなご大層な。




恋しいねえ。

鍋焼きうどん。

わかめ生活。

2013-10-29 | こしらえた話。
ある意図があって始めた毎日のわかめ生活。
塩蔵や乾燥など調理しやすく用途によって使い分けが可能なので料理材料として優れている上、もともと好きな食材なので飽きるということがない。

今となっては当初の意図はどうでもよく、いかに美味しく食べるか情報収集に余念がないのである。

様々な食材との組み合わせが楽しい酢の物やサラダ、わさびマヨなどの和物、意外にどんな具とも合う汁物、炒めてみたり、時には揚げ物にも。何より酒肴になるというのが良い。こないだは当座煮というのをこさえた。



先日は、生シイタケのさっと煮。
椎茸の風味とともに美味しく食べようという趣旨と思われるが、これはこれで良い。

特段の賛辞がないのは、決して、この料理がその程度というのではなく、それがワカメである以上何でも美味しいという、ある意味で麻痺状態。いちいち賛辞を考えていたら食べる暇がないのである。

栄養を摂取できても、ボキャブラリーが欠乏するならこれは問題。
一食ごとに感謝しながら大事にいただかなくては、それはただの大食い。

気を取り直し今日もまた、わかめを食べようと思う。あ、時々メカブも。


ちなみに一昨年くらいからの納豆生活。これも見事に日課となり、毎日継続中。

回る寿司、再び。

2013-10-28 | 酒風景
旅行でも食べ物でも一度気に入ると、すぐにでも二度繰り返したい性分なので仕方ない。

先日Tと行った回る寿司屋が楽しかったので、ひと月開けずに再試合決定。Tを誘い行ってきた。


まずはサンマの握りなんぞから始め…


カリカリポテトなんぞもつまみながら

手前は自分が取った生しらす。向こうはTが取った海鮮サラダ。おっと、いきなりジャンクなネタに走ったか。
そう、今回は従来の寿司屋にはまずないであろう、変わったネタに挑むのが目的。

以下、画像が多くなるのでマルチにしてみた。


左上より時計回りに「真いかの天ぷらガーリックソース」=見た目を裏切るさっぱりテイスト。パーティのオードブルに向いている。「あさりバター」=磯の香りが乏しく期待はずれ。「生ハムアボカド」=外人さん喜びそうなネタ。日本人が食べても美味しかった。「カキフライ」=秋限定の牡蠣メニュー。カキフライがよくできていて案外美味しい。

この他、豚カルビだのマグロのハラミだの、美味しかったというよりは未知の味を楽しめて満足。

と言いつつもそんなものはまだ序の口。エビカッテージバジルだのローストビーフガーリックソースだの合鴨黒胡椒仕立てだの魅惑のネタはまだまだあるが、口直しに普通のネタも食べたりしながら、年のせいか10皿も食べればお腹がいっぱい。楽しみは次の試合に持ち越しとする。

前回は感じなかったのだが、今回の寿司は総じて飯の握りがゆるいのが残念。廻っているネタを見ても崩れているものがあったり、また質の悪さはそれだけにとどまらず軍艦が倒れていたり(あまりにも細いので)、ネタが脱落していたり(仕事が雑)というのが頻繁にあり、がっかり。安かろう悪かろうイメージを払拭できなかった。

楽しいことにはリスクはつきものだが、庶民的なものこそ無用に願いたいものだ。

ぎょにそでナポリ。

2013-10-26 | こしらえた話。
無意味に短くしてみたが思うほどインパクトなし。

魚肉ソーセージでナポリタンをこさえたみたという話。


こってりでもあっさりでもない出来。

四角いのはチーズ。ソース作りの段階でパルメザンを使い、よりチーズを効かせたくでこうしている。
先々週だったかな、チューボーですよでナポリタンをやっていて、トマトの使い方はそれをちょっと参考に。やっぱトマト(カット缶だけど)を煮詰めると美味しいね。」

量はフツーなのに、やたらと満腹。


あ、昼はカツ丼なのだった。


はま長のカツ丼セット。ここのカツ丼は揚げ油にも工夫がしてあって(たぶん)、余所とは一味違う。特段カツ丼好きというわけではないが、ここのは時々無性に食べたくなる。

ご飯を少なくしてね(セットのそばがけっこう多いので)と言ったのに、普通の盛りでなってしまった。残してもいいですよと店のオネーサンは言うが、自分なりの信条もあってそうはいかぬ。
結局完食して午後の仕事は、ツライ、というハメになったのに懲りてない。


カツといえば今はなき「川わき」。
おかげで太っちゃうよなどと言いながら食べたいた川わきランチが懐かしい。