酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

油揚げのおつまみ

2023-03-30 | こしらえた話。

詳しく覚えちゃいないのだが、テレビに笠原将弘氏が。
何かを作っている、そのついでにもう一品的に紹介していたのが「油揚げの甘辛煮」。これにキュウリを和え、ちょっとした小料理に。

行きつけの飲み屋の女将がよく作ってたなあと、自分もやってみた。

笠原氏の揚げレシピは、小揚げ2枚を細切りにして

水:大さじ8
酒:大さじ2
醤油:大さじ2
砂糖:大さじ2

で、汁気が飛ぶくらいに煮詰めるというもの。揚げにもよるが、3枚くらいはいけるかな。
これに千切りキュウリを合わせる。
キュウリは塩揉みするんだったかな、どうだったかな。ま、どっちでもダメということはない。

煮つゆの配合は覚えやすくてよいね。
大さじ8って。カップで120ccと言ってくれた方が分かり良いけど。

女将は女将流。胡麻油も効かせていたと思うので、自分はそれに習う。
唐辛子で辛い日もあったな。
キュウリじゃなくカイワレなど、他の野菜も合う(キュウリの苦手な客がいた)。

で、なんとなく似た感じに出来上がって、晩酌。

その飲み屋の女将は、数年前、高齢を理由に廃業。
ほか、通っていた店はどんどんなくなっていく。

むかし、どこに行っても亭主は大概、自分より年上だったが、今じゃこっちの方が年が上だ。

 

 

 


牡蠣の入ってない牡蠣のスパゲッティ(笑)

2023-03-15 | こしらえた話。

牡蠣とほうれん草のスパゲッティをこしらえようと、スーパーへ。

いの一番、牡蠣があるかを確認すべく鮮魚コーナーへ。
お、あるある。でも生ものなので一番最後に買おう。

と思ったのが運の尽き。ほうれん草を買い、ベーコンを買い、酒のつまみを買い、レジへ。

よくある話でござんす(笑)

酒のツマミを買った時点で、頭は「はやく帰って飲もう」ということになったんだろうな。
帰宅し、「あ・・・」となったが、もう完全にスパゲッティ食べたい!の腹になっていたので、牡蠣ぬきの牡蠣のスパゲッティの出来上がり。

ホウレン草のクリームスパゲッティというのは、ない話じゃないが、何かしらずいぶんと青臭く感じたな。

牡蠣を忘れた腹いせに(?)ベーコンたっぷり使ったので、それなりに食べ応えはあったけどね ^^;

 


りゅうきゅう。

2023-03-12 | こしらえた話。

りゅうきゅう。といっても琉球の話じゃございやせん。

某スーパーの「九州フェア」で見つけた真鯵・釣り太刀魚・きびなごの刺身。
おおっ、きびなごなんて久しぶり。
その実態はよく分かってないけど ^^; 居酒屋で出会い、その美味しさが気に入ったのを覚えている。

九州にちなんで思い出したのは「りゅうきゅう」という大分の郷土料理。


作り方はこっちで言う「ヅケ」に当たると思われるが、九州からの魚だもの、大分流の肴にしてくれようぞ。

やっぱ、きびなご旨いなあ。アジも太刀魚もたまらん。ごまの風味がこれまた良いのだった。

あ、琉球の話じゃないと言ったが、これが「りゅうきゅう」と呼ばれる由来は、諸説あるうちのひとつに、むかしむかし、大分の漁師が沖縄(琉球)の漁師につくり方を教わったから説というのがある。けっこう信ぴょう性あるよね。



しめは茶漬けで。というか、これ食べたさにりゅうきゅうをあえて食べ残すのが至難の業だった(笑)

【漬けダレ】
醤油2:酒1:味醂1の比率で混ぜ、鍋でさっと沸かしてアルコールをとばす(電子レンジも可)。
粗熱が取れたらおろししょうがを加える(醤油が大さじ2だったら、しょうが小さじ1程度)適量加える。
好みですりごまを適量加えても美味。
というか、すりごまを使うのが大分流のよう。

【作り方】
好みの刺身(白身が良い)をタレに漬け10〜15分程置く。

【食べ方】
刺身をタレから引き上げ盛り付ける。好みで小ネギを飾る。


焼鳥リメイク 〜レバニラ炒めを作る

2023-03-09 | こしらえた話。

少量こしらえるんだったら、手軽でいいな。
だって、レバニラって、レバーの下処理とか面倒っすよね。
家族4人分ガンバるぞ、って時なら気合いも入ろうが、ふとレバニラが食べたいなって時、その「ふと」の食欲に応えるのが、焼鳥の活用だ。

【材料】1〜2人分

・気に入ってる店、または、あそこは美味しいよ〜と言われる店のレバー串(タレ)...4本
 ※とりあえず食べたい分ってことで
・もやし...100g
・ニラ...100g(4〜5cmに切る)
・塩、コショウ...少量
・鶏ガラスープの粉...小さじ1/2
・酒...大さじ1/2
・必要ならば焼肉のタレ(醤油味ベースのもの)

【作り方】

・レバーは電子レンジで軽く温めておく
・フライパンに油を熱しもやしを炒める
・もやしに油がまわったら塩コショウ、鶏ガラスープの粉、酒を加えて、ニラを入れ炒め合わせる
・レバーを買ったときのタレとともに混ぜる
・味を見て足りなければ焼肉のタレなどで調味する

レバーを牛乳でどうのこうのという工程がなければ、レシピはこんなにシンプル。

う、うまい! だっていつも行く店の、美味しいレバ串だもの。

レバーは炭焼なので、その点、ほんまもんのレバニラと食感が違うが、「ふと」にはこんなんで十分かと。

穴もご愛嬌、ってことで(笑)

ちなみに、レバー串はタレ味じゃなく「塩」でも可。
もやしやニラは、ガラスープの粉などで野菜炒めとして完成しているので、難なく合う。


牡蠣の旨味はチャウダーで。

2023-03-03 | こしらえた話。

しゃれた映画のようなタイトルになったかも。
ティファニーで朝食を、みたいな?(笑)
あ、誰もそんなこと思ってませんね。

ともかくは、紛れもなく旨い冬の牡蠣。
ときは3月、そろそろ終盤だよな。ふと思ったら無性に食べたくなった。

酢のものはいつも居酒屋で食べてるからパス。バター焼きにしようかな。
う~ん・・・ということでチャウダーに。

クラムチャウダーじゃないっすよ。ただのチャウダー。強いて言うなら牡蠣とほうれん草のチャウダー。
二枚貝(あさりなど)が入らないとクラムチャウダーとは言わない。

軽く火を通した牡蠣がプルプル。
そもそも生食できるやつだから、じっくり煮る必要はないし煮詰めると味がおちる(画像のも、もたもたやってるうちにけっこう煮えちゃってるけどね)。

ともあれ、ミルキーな食材をミルクで煮るというのは、やはりアリだね。旨味の相乗効果というか。
そこになぜホウレン草なのかについては、う~ん・・・

 

以下、作り方を。
かんたんなものほど、文字にすると長くなるよなあ ^^;

牡蠣のチャウダー
【材料】2人分
・生牡蠣100〜150g(よく洗っておく)
・玉ねぎ...1/2個(薄切りにする)
・ハーフベーコン...2〜3枚(薄切りにする)
・ほうれん草...1/4把・50g前後(3cmに切る)
・コーン(水煮缶or冷凍)... 50g
・水...1/2カップ
・牛乳...1/2カップ
・小麦粉...大さじ1
・ブイヨン...顆粒小さじ1
・サラダ油...適量
・塩、コショウ...適量

【作り方】
・フライパンにサラダ油を熱し玉ねぎとベーコンを炒める(焦がさぬように)
・しんなりしたら小麦粉をはらはらと入れながら混ぜる
・粉っぽさがなくなったら水を少しずつ入れてよ〜くまぜる
・ブイヨン、ほうれん草、コーンを入れ軽く煮る
・牛乳を少しずつ溶かし込む(ここは弱火で)
・塩とコショウ各少々で味を調える
・スープがふつふつと沸いたら牡蠣を入れ、軽く火が通ったら(軽く弾力がつく)できあがり

生牡蠣のレア感を味わうという流れです。レアは苦手、または加熱用を使う場合は、ほうれん草を煮る時に一緒に煮るべし

 

↓ 酒とのマリアージュも

 

 
 
 
 
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