酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

天晴れ 禁煙

2011-08-30 | 旨かった話
この数十年、月に一二度、思い出しては無性に食べたくなる蜂屋のラーメン。

先日は久しぶりに五条創業店へ顔を出す。

いつもの「ラーメン、普通で」。



やっぱり旨い。
心なしか、チャーシューが厚い、量も多い。まるでチャーシュー麺のようだ。

ふと壁のメニューやら張り紙に目をやると

「禁煙」とある。

あれ?いつから?

禁煙。その決断は天晴れである。
五条創業店はとにかく混む。観光客も多いし当然の成り行きか。

都会に比べれば、旭川はこうした飲食店での禁煙率は低いように思われる。
それどころか、営業中、客が食事するその前でタバコを吸う店主までいる始末。そのマナー、スモーカーの風上に置いてもおけないのである。

不景気に恨み辛みを言う経営者が多いが、ベテラン気質や味自慢にこだわる前にそういう事にも留意すべきかと思うが、どうだろう。
そういや、一世を風靡した山頭火も早い時期から禁煙を導入。あそこのオヤジは缶ピースをいつも持って歩いる超ヘビースモーカーだが、店づくりに関しては意識は高かった。(食後に一服させると回転率が下がるからというのが理由という説もあるが)

勝手なもんだね。
もとスモーカーの戯れ言。

それだけにタバコを吸いたいヒトの気持ちもわかる。
しかし「禁煙」の表示は経営者苦渋の決断、店を良くしようとする精一杯の姿勢にして英断である。自分はそれを支持する。

※実名を出しました。本記事は個人の見解であり、一般的な評価とは限らないことをご了承下さい。

ハラペーニョ味噌。

2011-08-30 | こしらえた話。
結論。朝市で買ったハラペーニョはこうなった。



ハラペーニョはフードプロセッサーで種ごとガー。
うわっ、スゴイ香り。いきなり目に来る。

ニンニクと共にごま油で炒め、砂糖などで甘く調味。

ご飯に合うことは勿論、野菜にも。



口当たりは良いが、そこはハラペーニョ。
ふと気づくと頭のてっぺんに汗。体が火照る。

こりゃカプサイシンダイエットとして効果ありそう。
でも美味しくてご飯も進むという、いたちごっこなのである。

なんだか楽しい食卓。
朝市に感謝感謝。

キュウリは炒められた。

2011-08-29 | こしらえた話。
先日もらった、でかいキュウリ。



どうやって食べようか思案したが、結局のところ中華炒めということでケリが着いた。

鶏胸と一緒に。



それにしても、デカいキュウリであった。切ってみると思った以上の量がある。

キュウリは火を通しても食べられるという意外性がある。
え~っうそぉ~、こんなの初めて~と感嘆するほど美味しくもないが、案外美味しい。

あ、このオチのゆるい記事。今回のキュウリ炒めに満足してないんじゃないかと思ってるでしょ、あなた。

う~む、実はそうだったりして。
いえ、キュウリも鶏も美味しいんだけどね。

たとえば

きっと誰か試しただろう。キュウリのてんぷら。
きっと誰かは作ったろう。キュウリの唐揚げ。
まれに冷蔵庫で出来上がる、キュウリの干物。
でも、塩をかけて丸かじり。あの旨さを超えるものはない。

が、本来の美味しさを意外性が凌駕するというのは少ない。人間も同じ。

持って生まれた個性。これがカンジンだ。そんな気分なのだった。



お次はハラペーニョの巻。



朝市野菜生活は続くのであった。

変わった茄子

2011-08-28 | こしらえた話。
農家さんの産直朝市で変わった茄子を買った。



マー坊なす。麻婆ではない。正式な和名かどうか、細長いが部位的にはナスっぽい。



炒め物にどうぞ。とろっとして美味しいですよとのこと。まさに麻婆ナスにいいですよ。

なので昨夜、炒め物に。



火の通りは早い。たしかに実はとろりと柔らかくて美味しい。皮の微細な繊維感が少し気になるか。

近年は生産者の積極的(実験的?)な作付けで、こんなの旭川で採れるの?というような野菜を見かけることが多い。
まさかゴーヤーが旭川で生産されているとは思いもしなかったし、それどころか、このマー坊のように知らないモノまで目の前に現れる。

無理矢理に季節感を弄ぶような趣向は本意としないが、旭川の新しい特産品として根付くならそれはそれで喜ばしいこと。

食べてみませんかと言われれば、有り難く食べるのが消費者の役割。
と、また食いしん坊の言い訳。