酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

吟醸酒のための生姜焼き。

2016-03-29 | 旨かった話
肉の何とかという成分と酒の何とかという成分のマリアージュがどうのこうの。
という話は好きじゃない。


いつもの生姜焼きのタレに、擦りおろしリンゴを加えた。どんな味になるか、いつも美味しいものを食べている方なら想像は容易いと思う。
肉は豚ロース。
醤油のコクはしっかりしていながら総じて爽やかなテイストなので、いつもなら白ワイン。好みはドイツ方面のリースリング。の、出番だが日本酒に代えてみたらこれがドンピシャ。
大信州/純米吟醸(長野)で食卓が潤うのだった。


見た目こってりなタレ。食後は皿に残ったタレだけでも酒は進む。ほら、フレンチの秀作にであったらパンなどで最後の最後までソースを味わい尽くしたくなるあの感じ(笑)

久々にくつろいだ。


やっぱ豚だな。というか牛は扱いが未熟で美味しく料理する自信がないだけ(笑)
といっても豚なら上手という思い上がりもないが。
精進あるのみ。

春待ち蛸

2016-03-27 | 酒風景
暖かくなってくるとタコを食べたくなる。


オイルとレモンでカルパッチョ。

自分の中では夏の食べ物という観念のあるタコ。何しろ暖かい日にドライブで出かける海辺の町で買ってくる茹でたてが旨い。
旬はマダコやイイダコが夏なのに対して、自分たちが日頃食べているミズダコのそれ秋から冬場らしいが、つまりアレかね、価値は旬そのものでなく茹でたてにアリってことか。
まあ、それも美味しさの定石。


酒は二世古(北海道/倶知安町)特別純米・生
道産の彗星を使ったもので、おや?肴を食べてから気づいたんだが、生酒のシールがへんなところに。水滴がついてズレたかな。いや、きっちり粘着してるから、初めからここに貼ってあるんだな。工場が貼ったか、問屋か小売店か。何かの要因でズレたとしても、ならばそんなシールを使うことがまともじゃない。
こういうのって、なんかイヤだな。
一期一会の1本なのに。味の感想は追々ってことで。

さわやか。

2016-03-26 | 日記
キッチンに緑を飾る。たまには洒落たことをやってみる。


ミントを間違えて切った、というのが実のところだが、ともかく爽やかである。
しかし間に合わせとはいえ花瓶が爽やかじゃない。


今週は真夜中に餃子&カレーとか、またある日の真夜中はこってり味の焼きそばとか、胃を相当に痛めつけてしまい久々に薬を頼った。反省。

でも胃は爽やかなのは空の薬瓶のおかげ。

短時間、美味しさの密度が高い晩酌。

2016-03-26 | 旨かった話
あれま、昨日は記事を書きかけのまま放ったらかしにしていたのだった。
いかんなあ。近頃はただバタバタしているだけで、一つひとつ結果を残してない。

それにしても、何じゃこのタイトルは(^_^;)

一昨日、ふらりーとの「炉端.楽」にてのひととき。


名づけて北海焼き。ホッキの貝殻でウニだのカニだのを特性のカニ味噌と焼いた、いわゆる貝焼きってことだな。

近頃スーパーなんかで道産毛ガニを見かけるが、オホーツクの方ではもう捕れてるかな?それとも漁解禁を間近にして流通のどこかで出し惜しみしていた冷凍品が放出されたか。
いつもの年なら、カニの旬を気にしてそういった情報には敏感だったのだが、今年のわが食欲さんはカニはご所望じゃないとお見受けする。

そして、女将から短い1本のプレゼント(笑)


「このわた」を干したもの。
本体の方を食べたい!とリクエストしたが売り切れ。素材に自分で手をかける店では、こうしたレアな副産物があり、運が良いとそのお恵みに与れる。まあこれはこれで良かったということにしよう。

小腹が空いたので


わが特注メニューのつくね丼。
鶏つくねを焼き、タレをからめる度にご飯にもそれをかけ回す。
わがままを言っただけある、これも逸品である。

時間つぶしも兼ねぶらりとお邪魔しただけなのに、なんだかいつもより「美味しい度」が少し高くて満足。

旭川泡盛の会

2016-03-25 | 旨かった話
チケットを買ってようやくひと月。
待ちに待った「旭川泡盛の会」に行ってきたのだった。


お土産のミニボトルと思い出のチケット。ちなみに抽選会では130番はスカ(笑)


多数の蔵元がやってきた中で、たぶんまだ呑んだことのないものからあれこれ呑み比べ。
古酒やら熟成タイプのものが多くどれも美味しい。


沖縄料理を楽しみお腹も満足した頃、お楽しみのショータイムはエイサーとカチャーシー(よくテレビんなんかで見かける皆で踊るやつね)。


特にエイサーが良い。演者は誰もが真剣、熱気に満ちて迫力満点なのである。
和太鼓も悪くないがたまには琉球王朝の魂は実に心によく響く。

とにもかくにも、実に楽しいイベント。
確か友人Tは昨年これに感化され、その翌月には沖縄に旅立ったのである。

第5回に期待。