酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

バカが食べたい。

2015-08-31 | こしらえた話。
あながち根拠がないわけではないと思うが、少し身体が疲れてるかな(暴飲暴食ぎみ?)と思い食べたくなるものに「貝」がある。

昨夜は浅利。


深川めしでサラサラっと。
う~ん、たまらん。

と同時にいつも思うのがアオヤギのこと。
本来、深川めしはアオヤギを使うものだとか。
別名バカ貝だ。バカを剥きさっと煮たところへネギを盛る、というのが深川めし古来のレシピだ。

ところが自分、悲しいかなアオヤギなるものを食したことがない。
昔どこかの居酒屋でアオヤギのぬたを食べたような記憶があるようなないような、その実感はあまりにもおぼろ。

そもそも北海道でも漁れるのだが、多くはお江戸方面に。
食べたことないって? 小柱をよく食べてるじゃないか、と人様には言われるがそれは加工品。
バカを剥いたあのベロベロのを食べたいだよ、あたしゃ。

お江戸に行きたい、理由がまた一つ。

そば祭り

2015-08-30 | 麺好き
幌加内町の一大行事「新そば祭り」が昨日から開催されている。

今年は暑くも寒くもない良い天気。どれ行ってみようかいってことで。


相変わらずの賑わい。1カットでは到底伝えきれない規模。


まずは、神戸一孝庵という店のとろろそば。
新そばととろろの風味が出合いとても美味しい。1個半人前もあるかないかの量はツルッと完食。

立て続けに二杯目。


いばらき蕎麦の会から。
つゆは酸味の立った返しがいい味出してる。蕎麦はつゆも命だねえとツルッと完食。

まだ行けると三杯目。


いつもなら福井の越前そばでシメとするところだが、たまには北海道のブースを贔屓にしようじゃないかと。
で、海苔の特産地どいうわけもなかろうが花巻そば。

楽しや祭り。
こういうイベントは思わず美味しい蕎麦に出合ったり、ちょっと残念なのがあったりと、それも醍醐味のうち。
三軒回ってお腹も出来上がった頃、秋の空は実に清々しいのだった。



帰ってからはいつものごとく


居酒屋に行ったり、いつものバーに行ったり。





いつもの風景。

ちゃんぽん亭で 豚そば

2015-08-28 | 麺好き
さすがに夜中にそばを食った翌日には、うーん、そばじゃないものをと思う。
そばダイエットを誓っている時には続けてそばでも平気だったのだが。

とはいえ、愛も変わらず食べたいものが思いつかないランチ難民はとりあえずイオンモール旭川駅前に非難する。
フードコートを彷徨う。ピンとくるものがなかったら昼抜いたっていいやと半ば絶望的(笑)だっとろころへ、おおっ、ちょっと来たよ。

ちゃんぽん亭の豚そばブラック。


ブラックってなんじゃそりゃ。メニューには「豚そば」があり、別欄に「豚そばブラック」というのがある。熟読してみると、ニンニクの焦がし脂のことらしい。画像、半分黒くなってるのがそれ。

豚そばといっても、麺もスープも定番のちゃんぽんと全く同じ。
具が豚だということで豚そば。

まず豚さん。ちょっと脂身が多いが、若干ごりごりした歯ごたえ。
昔々、給食で苦手だったあの豚肉に似ている。今はこれが豚の味だなとさえ思う嗜好の変化がなんだか嬉しい。この脂身、旨味がある。

おつゆはいつもより塩気が強いような気がする。たまたまか、はてまた思い過ごしか、あるいは豚の脂の甘味を考慮してのことだったりすると、こりゃ一本取られたわいということになるんだが。
いずれにせよ、麺、具、スープは調和が取れていてなかなかである。

欲を言うなら、焦がし油はもっと多くてもいいかな。見た目ほどクセがないなという物足りなさは否めない。
ブラックっていうくらいだから、もっと黒々とね(笑)


なんだか、

レポーター気取りのただのグルメブログだな(笑)
たかが昼飯、されど昼飯ってことで。

旬サンマ 近頃 独酌三四郎

2015-08-28 | 酒風景
芸ごと(?)でお付き合いあるお方と晩酌。旨い酒をオススメしたいので独酌三四郎へ。


瓶ビールならこれに限るね。というかこれがビールの原風景(と決めている)。

オススメメニューから。まず気を惹いたの酢締めのサンマ。
を、イカとキャベツの和物をつつきながら待つ。


好きなんだなコレ。お惣菜によくある茹でたイカとキャベツのマヨ和えだ。


そして、サンマ。脂と酸味が出合いまろやかな味わい。
魚はまだ小ぶりだが、返ってこうした料理がうまいのかもしれない。

ところで旬サンマ。こないだは蒲焼、昨日は酢締め。
そろそろじゅわっと焼けた塩焼きが食べたいぞよ(笑)

彼女のリクエストは新子焼き。


三四郎のは骨なしで、細く切ってくれてある。皮目がぱりっと焼けていて美味。
いいものを頼んでくだすった。自分一人ならまず注文しない。そういやTと呑んでいても近年はこういうボリュームあるものは頼まなくなったような気も。そういう年、そういう志向なのかな。

酒は店の定番「風のささやき」から始め、肉に合うだろうかと試しに辛口といわれる「末廣鬼羅(福島)」を。結局は男山の生もと純米を頼むという、どうにも冒険できない自分である。

とかなんとか言いながら、若干の体調不良(夏風邪?)もどこへやら。
女将の箸袋にあった文字のごとく楽しく過ごさせてもらった。


勢いがついて、のらくら(新店の方)へ。


岩海苔の天ぷらや名物ごぼう棒などで呑み直し。

さらに勢いついて蕎麦屋へ。
カレー南蛮(しかも卵とじ)は、ちょっと余計だったかな。