酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

思わぬ珍味にやれ嬉し

2019-11-28 | 旨かった話
近頃オープンしたお店をのぞいてみる。
その店主、以前に立ち寄ったことのあるお店でも腕を振るっていて、味わいの良さは納得済み。

軽く呑みたいなとオツマミ的なものを。


とりレバーチーズ。そのまんまのネーミング(笑)だが、これが絶品。
蒸し上げられたホワイトレバーは口当たりなめらかで、チーズがまたよい。
小洒落た料理になると、チーズはなんとかかんとかの何々とか難しい話になるが、このチーズはそこらへんで売ってる馴染みある味なので、とても食べやすい。

何しろ酒と合う!
もちろん日本酒。ちょっとコクのあるのをチョイスして吉。


小肉を串で。ちょいと粋な一品。

それにしても天井のすみに吊るしてあるそれが気になる。


ゆべしなんて珍しいねえ。
それも、手作りするなんて、店主侮り難し。

いつか完成したら食べさせてもらえるのかなぁ・・・

ストックで卵とじ一品

2019-11-27 | こしらえた話。
ありあわせだなんて、そんな情けない料理ではない。
ストック食材の競演による立派な?ひと品である。

と、手抜きをごまかす。


高野豆腐とホウレンソウの卵とじ。

何となく帰りが遅くなり、そういや酒肴の支度がなにもないな。
でも、呑みたい。きちんと何かつまみながら。

てなわけで

日本が誇る保存食、高野豆腐と、冷凍庫にあるカットほうれん草を利用。
しかもめんつゆを使ってというカンタン時短料理。
その割に、ふつーに美味しくて納得(笑)

※作り方ってほどの事じゃないが、一応のレシピはコチラ

冷凍食品って便利だな。
とりわけ、ホウレン草とかニラとか、ちょっと欲しいって時に、わざわざ1把買わなくて済むもの。
また、それらは1把買って余してしまっても冷凍できるし。

とか、そんなこと言ってるから、わが冷凍庫はいつも満員御礼なんだな(笑)

海鮮はシンプルがいちばん

2019-11-25 | こしらえた話。
いや、それは野菜でも肉でも同じことが言えると思うけど・・・

ともかくは牡蠣。


牡蠣は蒸し焼きが一番だなと思う。
画像は、先日の会食で頂いたものだ。

ほうれん草とのバターソテーとか、グラタン、そうそう、オイル漬けなんてのも大好きだが、牡蠣にあっては蒸したのが好き。
これぞ牡蠣という味わいが引き立ち、酒との相性が冴えるからだ。
また、ぷるんと締まった身は食べやすく、いくつでもイケそうである。

おいおい、シンプルがいいというなら生で食べるというのがあるじゃないか。

そんなご意見も聞こえてくるが、こと牡蠣にあっては、生食はエクスタシーであり、食事というより趣向である。なので別枠というか(笑)

とかなんとか、シンプルがどうとか言いつつ


刺身はカルパッチョが好きだな(^^;
考えなしにわさびと醤油で食べるより、酒に断然合うのはこれだ。
画像のようにごちゃごちゃせずする必要もないのだが、たまにはこんなサラダ仕立ても悪くない。

諸々、矛盾してるな。
そう、嗜好とは欲望のカオスなのだ(笑)


あくまで酒のための焼きトマト

2019-11-21 | こしらえた話。
焼きトマトといっても色々ありますわな。



今回のはこんな感じ。

どんな感じって?

フライパンでゆっくりミニトマトを焼く。
その間に、ツナ缶の汁を切って、味噌を小さじでちょっと入れて混ぜておく。
あ、ネギもみじんにしておく。

そうこうしてるうちに、トマトがへなっとなったらできあがり。
盛り付ける。

トマトが美味しそう!とか期待は困るよ(笑)。
スイートな味わいとか、そんなんじゃないから。
なんとなくな味噌味と薬味が効いて、けっこうなオトナ味。

ちょっと口当たりの強めな吟醸酒にいいんだな。
それも人肌くらいだったらなお良し。
トマトと日本酒って合うんだなあ。意外でしょうけど、合うんだなコレが。

じゃあツナと日本酒はって?

ツナとトマトは合うから・・・

説明になってないって?

はい、酔っ払いですから。


チーズをちょいと辛くして

2019-11-17 | こしらえた話。
今年は、いや去年からだっけ。
辛いものブームの主体は花椒。

それをちょっと使って


酒のつまみを一品。

ごま油、ラー油、そして花椒。あ、ネギも。
詳しくはコチラをご参照あれ。

チーズと日本酒(とくに生酛とか)の相性の良さについてはかねがねここで書いてきたが、さらにそれを探求したバージョン。
クリームチーズに香味を足して、さらに食べ応え、呑み応えを楽しもうという趣向だ。
ただし!辛いもの好きだからとかいって花椒の大量投入はご法度。酒の味わいを台無しにしてしまうから。

いいんだな。しみじみ旨い。じわじわしみる。酒すすむ。

ぬる燗で、酒が進んで仕方ない。

ああ、もう一本、もう一本。

というふうにならないよう、ツマミは少なめに作りましょう(笑)