酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

焼鳥屋で野菜焼く。

2015-11-30 | 酒風景
旭笑長屋の大家さん、管理人さんよりお誘いを頂き「ぎんねこ」へ。
まだ少し明るい日曜夕方。店は超満員。
なんで日曜になると皆、ぎんねこに行くのだ(笑)

挨拶がてらわさびのお悔やみを頂戴し、さあ飲もうぞ食べようぞ。


焼鳥屋でネギ!って。でも美味しそうなのである。
もちろんカシワや雛皮、ゲンコツも注文したが、ビタミン不足を感じてる今日この頃。あえて肉類の他にネギやらシシトウも焼いてもらう。
炭焼きの店だもの、野菜だって旨い。二日酔いの体を押して参加した甲斐があるというもの。

その後はバーで呑み直し、日曜だからかいつもより早いお開き。
好むと好まざるに関わらず、この半月とにかく呑みに出かけた怒涛の日々はこれで終わるかな。そんな気がした。
そして明日は12月。


おまけ


呑んだ帰り、管理人さんが娘への土産にミスドを買っていくと言う。
それにくっついていって、コーヒーを飲もうと誘った、の図。

百万年ぶりに入ったミスド。なんだか楽しかった。

お初!鯖の燻製

2015-11-29 | 酒風景
些か呑み疲れの数日であるが、酒が旨いものだからついつい。困ったものだ。


おばんざい「たりき」にて。


二世古(北海道)生もと純米原酒

カキフライをあてに晩酌。
あえての生もとであるが、思いのほか淡麗な感あり。肩透かしを食らったような気もするが、カキフライがはえる。
酒はさて置き、自社サイトが更新もなく放ったらかしなのは今の時代にあっては至極残念(笑)。

ところを変えて、和酒たなか。


たかちよ(高千代酒造/新潟)豊醇無盡・扁平精米おりがらみ


バランスよく旨みを湛える酒。自社管理の米、精米にこだわりのある蔵のようで。
それにしてもいいねえ、越後のお酒。米どころというイメージがあって、いっそう美味しく感じるんだな。

肴はこれ。


鯖の燻製。さば独特の脂の風味が燻煙香に包まれマイルド。なかなかに美味。

ということで、酒を少しスッキリ系にチェンジ。


一白水成(福禄寿酒造/秋田) 特別純米

うむ、肴と相性よし。弾みがついて箸が躍る酒進む。

ところは変わって秋田のお酒。一度味わったような記憶があるようなないような。
それにしてもどんだけあるんだ、秋田には。飲み尽くすには一生かかる(笑)

旬の魚で熱燗。

2015-11-28 | 旨かった話
こういう状況になるなら、冬を歓迎しない理由はない。


北海道産、鰰の飯寿司の登場だ。そして鳩燗。

魚はちょっと小振りだが旨い。実に旨い。
大好物というわけじゃないんだが、しかもちょっと高いんだが品書きにこれがあると食べずにいられない。
魚屋で見つけると、ちょっと高いが年に一度くらいはと買ってしまう。
そういうのを好物っていうのかね。

ちょっと呑み過ぎ。
このおいしい出来事は木曜の夜。その後はハシゴして呑んだくれて、金曜に一日かけてやっと復活した感じ。
美味しい記憶が飛んでいかないように気をつけねば。

ホウレン草のしゃぶしゃぶで温まる

2015-11-26 | こしらえた話。
たくさん雪が降ったと思ったら、今度はえらく寒いのだった。
冬のヤツめ、許せん。

と言いつつも、冬でしか食べられないものに感激、という話。


寒締め(かんじめ)ちぢみホウレン草。

まずビニールハウスでホウレン草を育てる。そろそろ収穫してもいいかなという頃にビニールを外し冷たい外気にさらし意図的に糖度や旨味をアップさせたのがこれだ。
ほら、動植物は寒くなると体に栄養を蓄える性質がある、というやつだな。ビタミン類やカロテンなど栄養価も高いそうな。
見た目もすごいが、とにかく肉厚(葉厚?)。知らなけりゃこれをホウレン草とは思わぬな。

そもそも、本来は今がホウレン草の旬。
アク、えぐ味もない、その美味しさを堪能するにはこれに限る。


豚バラ、シイタケを一緒に煮て、しゃぶしゃぶっと味わう。

これがまた美味しいこと。
池波先生的に言うなら、うまいことおびただしい、のである。
もりもりのホウレン草はぺろりと完食。
旨さはやはりこういうシンプルなところにその真髄があるな。

冷蔵庫からモズクを持ち出し、残ったつゆでこれもしゃぶしゃぶっとやれば、嗚咽さえもれる旨さ。

冬のヤツめ、ちょっとは許すぞ。

雪のち蕎麦。

2015-11-24 | 麺好き
先週末、テレビの天気予報では温かな東京のスタジオから予報士のおねえさんが、北海道は真冬の寒さになるでしょう、と言っていた。
そうりゃそうだ、もう冬ですからねえ(笑)。ほんとは真冬日(気温が一日を通して氷点下の日)になると言いたかったのかね。
他局では12月並みの寒さになると。そっちの方がアナウンスとしては気が利いている。

で、言われたとおり連休は雪。


それにしても降り過ぎだっつーの。
街中が雪。蕎麦はま長にも降る。

で、今日の昼は温かな花巻。


さすがにこの時期は「温かいもの」率が高まる。
寒さに慣れてしまえば、また「もり」を頼むようになるんだが。
なんたって真冬は暑いくらいに暖房の効いた部屋で、風呂上りはパンツ一丁でアイスクリームを食べるというのが北海道人のお作法だからね。

このまま真冬へと突入するか、それとも11月並の寒さが継続するか。
どっちでもいいのだが、雪が降ったり融けたりを繰り返すという面倒がないのがいいな。