とろみで温まる。

これは汁物か、それとも酒の肴か（自分には何でも肴だが）。

暮らしの手帖に載っていた豆腐料理。

ありがちなものだが、そのシンプルさに惹かれ拵えてみた。
ダシに醤油、味醂、少量のゴマ油。レシピは水菜でとのことだったが、ホウレン草で代用。煮上がったらとろみをつけて出来上がり。

優しい味が身体を癒す。何と言ってもこのとろみが良い。

体が温まるといわれる料理はあまたあるが、その中で、とろみの力は見逃せない。
なんで、とろみがつくと温まるのか、はてまたそういう気になるのか、いずれにしてもたいそうな効果である。

思いついた。

来年はこんな感じで。仕事でも作品でも、料理でいうなら、とろみをつけたように食感の印象を強くするというか。味より、手応えを追求すべし。

いいのかなあ、そんな難しいこと言って

鍋のある風景

昨日は、呑むのに理由が要るとすれば「すちゃらか旅行会」の忘年会ってことで、いつもの３人が我が家に。

で、ぐつぐつ煮えるはちゃんこ鍋。

友人デザイナーＴが知り合いの居酒屋からのテイクアウト。毎冬、一度は食べたくなる恒例とも言える鍋だ。

これが美味しくて。ちゃんこ鍋というくらいだから、鍋に入りきらない位の具が魅力。

どれ、何が入ってたか思い出してみると、豚肉、鶏つみれ、タラ、白菜、玉ネギ、ニラ、豆腐、油揚げ、ナルト、ワカメ、去年は白子もあったが今年は高いからか入ってなかった。とまあ、これらが鶏ダシの醤油味のスープで一気に煮上げられれば、相乗効果の法則に従い旨さはこの上ない。


ともあれ、鍋は良い。

鍋ができるということは、鍋でもやろうかという時の流れの節目、ある意味で日常いろいろやっているからちょっとしたスペシャル感ある食卓が楽しいし、何よりそれを囲む人がいるという有り難さ。家族であったり仲間であったり。鍋は日本の幸せな風景だ。

なんて、仕事もオフになった年の瀬。たまには殊勝なことも考える。

こっそり食べた犬。

朝、起きたら飴の包み紙。

ああ、やられた～。テーブルに置きっぱなしにした自分が悪いが、一応、説教をする。


こら、誰が食べたんだ？

その飴。サクマのいちごミルク。
先日行った居酒屋で帰りにもらったオマケ。この飴、好きなんだよなあ。
物心ついてから発売になったものだが、初めて食べた時にはけっこうなカルチャーショック。甘くてミルキーで、軽くかじるとサクサクとした食感が味わえる。
これは飴にして飴にあらず。舐めるものでなくかじって楽しむものとして、けっこう気に入っていた。

何年かぶりにそれを見て、食べるのを楽しみにしてたのに。わさびのヤツ～（怒）。

罰として、いい湯だなの刑に処す。

子どもじみた食べ物の恨みは置いといて、犬の健康のために気をつけねば。


飴、買ってこようかな。

二日酔いの良薬

飲んだ翌日は（少し残っている場合）、ランチは重たいものは勘弁願いたい（ラーメンは別）が、

イケちゃうんだな。川わきの豚丼は。

昨日は早朝から胃カメラのんだり、夜はお酒のんだりで、胃袋もさぞかし大変だったろうと思う。
そんなときに、丼についてきたワカメの味噌汁が、やたらと旨い。身にしみるというか、胃にしみるというか。

川わきの味噌汁は、いつもしっかりと美味しいが昨日は格別。お代わり！と言いたいくらいであった。

体も温まり、ああ幸せな午後。


それにしても、クリスマス寒波はすごいことになっている。
やたらと冷え込んだと思ったら、今度は吹雪。ホワイトクリスマスがホワイトアウトになったのだった。

居酒屋会議。

いやはや、若干、いや、けっこうな二日酔いだ。

昨日は居酒屋で会議。会議を居酒屋でというのが正解か。

お客さんは可愛い女子ばかり。そんな中、話し合いはしっかりと盛り上がる（酒が入ると話もしやすい？）。
店は小洒落たメニューがあったりして、なかなか良い感じ。

そのうちのひとつ。男爵をローストしたもの＆ベーコンステーキ。

イモ、旨かった。こういうものをしっかりと作れる、そんな店には好感を持てる。

で、飲みなおしってことで、近頃リニューアルしたお店に。
もとは、よくある居酒屋であったが、どことなくトラットリアバルっぽい造りになっていたりして、けっこう良い。

ああ、そうか。スパークリングワインなんぞがぶがぶと呑んだんだった。

ウズラ卵の炙り。ワインにはこんなものも合うんだよなあなんて、ピッチも上がる。
そりゃ酔っ払いますわな。

あ、日本酒まで飲んでる。

銘柄をメモるため、いつもこうして撮っている、画像で思い出した。そうそう、これも旨かった。


そりゃ酔っ払いますわなあ。

何故かそのメンバー、いつも深酒。