HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

プリズン東京

2008年09月30日 | いろんな楽器
東中野からすぐ近くの「プリズン東京」というライブハウスに、TAP & DANCE セッションを見にいきました。
というか、「タップシューズ持ってきて!」と言われていたので なにげに持っていったら、観客の私たちも「インプロ(インプロヴィゼーション。即興演奏のことです)」を回されて、イヤでも応でもなんかやらなきゃ!でした。
プリズン東京は、タップダンス用の木のステージが作られていて、主催者のKOTOMIさんと共に これから定期的に こういったセッションやライブを行い、タップを広めていく計画なのだそうです。
小さい女の子たちが ごきげんなリズムタップのインプロをやっていたり、タップの他にもブレイクダンスのすごい踊りが披露されたり、そして生演奏のキーボーディストやパーカッショニストも ごきげんなセンスでした♪♪♪
あー、生はいいな。最高!

それぞれの個性

2008年09月30日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1):新しくもらったピンクのバーナムに、まじめに取り組んでいる、という様子がうかがえます。
バーナムをいくつか弾いて、テキストの宿題の曲を弾いて、難しいところを部分練習させて、宿題を出して・・・
アレ?これって、すっかり中堅どころの小学生が行う「普通のピアノレッスン風景」だ。
思えば2年半まえ、4才でピアノに入門したとき、お母さんが「超マイペースなので・・・」と言っていたように、あれこれとふわふわ心が動き回ったり気が散ったり、レッスンする気にならなかったりというTちゃんに対しては、うまーくピアノレッスンに誘導するため これまでずーっと、あまたの「作戦」を使って 毎週迎え撃ったものでした。
ところが今日、ふと気がついた。
もう、なーんにも「作戦」を使わなくても、Tちゃんすっかり「ピアノ学習生徒」になってる!
あー、大人になったんだね、Tちゃん・・・と感無量のヒバリでありました。

そして、おにいちゃんのTくん(小3)。
先々週の病気、そして先週の祝日休みと、2週間も空いてしまって、「9才になる前にテキスト終わらせる計画」が頓挫した彼ですが、来るなりニヤッと笑って「ダメだった」と白旗を掲げました。(^_^;)
ま、しょうがないよ。あの計画は、先生と一丸となってやらないと、一人じゃ無理だったしね。
で、テキストを開いた彼は、前回終わった曲の次の曲を開き「リズム打ちは両手で早くできたよ」と 得意分野のリズム打ちを披露
「うまいうまい。じゃ今度はピアノでね」
「うん。じゃ来週、半分まで宿題ね?」
「何言ってんのさ。全部だよ、全部!」
「げーっ、全部~?」
「あったり前じゃん。40曲全部、やるはずだったんでしょ~ 1曲全部ぐらいできんでとうする! (`□´)」
40曲をあきらめたんだから、1曲ぐらい完成してきてね、Tくん。

Y子ちゃん(小3):「美しき青きドナウ」の曲を使って、ペダルとオブリガートの演奏を学習します。
ペダルを使ったり、左手が右手を越えていったりするのは、バーナムでたくさん練習しているので、難なく弾きこなせます。
Y子ちゃんはタッチが強くなってしまう傾向があるので、その都度注意してあげると、即座にやわらかい音に変わります。
まだ8才なので、元気いっぱい弾くことで大満足、という年齢なのでしょうね。年齢が上がるにつれて、音色も大人っぽくなってくるでしょう。

Mちゃん(小4):「誰かが星を見ていた」を美しく弾きました。彼女は 無意識だろうけど、音楽の真理みたいなものを、確かに感じている。
体も大きくなってきて、自分が「きれいだ。心地よい」と感じているものを、ピアノの上に表現することができるようになってきています。
隣室で彼女のピアノを聞いた家人も「Mちゃんの音、きれいになったな」と驚くような音色が出ている。
ぐっと大人っぽい演奏ができるまでに成長したMちゃん、だけど外見は今までのひょーきん者のままだ (^o^;)

M3ちゃん(小4):テキストの「左手だけをどんどん弾いていく」を、順調に進めています。
まだまだ曲ともいえない「練習」だけど、その単調な「伴奏」の音列の中にも、あちこちにM3ちゃんのすてきな個性や感性がキラリと光る瞬間があります。
彼女の音楽が、それ相応の素材を得て開花する時を想像しながら、今の30分間を楽しんでいるヒバリです。
今日も、それぞれの個性を伸ばしているみんなでした。