HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

火曜日のみんな

2008年10月21日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1):
ピンクの「バーナム」を進めつつ、1巻前のオレンジのバーナムも、ルーレットによる「番号選び」でしっかり復習練習しています。
この年齢にしては 譜読み・指テクともに習熟度が高いと感じます。意外に「おねえさん」なのかも。
それにしても「このルーレット、『人生ゲーム』についてたやつだよね?」とは子どもたちみんなが言うんだよね。
「そ、『人生ゲーム』捨てるときに、ルーレットだけもぎ取っといたの」
でもなんでみんな、瞬時に『人生ゲーム』のルーレットだってわかるんだろ?!

Tくん(小3):
「アキピアノ教本」を次々進めていきました。
以前は レッスン時間に1曲弾かせるのが精いっぱい、「もう1曲どう?」と言うと「う~ん、宿題~」と言っていた彼なのに、このところの躍進は まるで別人のようだ。
練習も ちゃんとやってきてる。
今日は「教本」と「ピアノひけるよ!ジュニア3」と合わせ、14曲クリアしました。
この調子でがんばってもらいたいです。もう9才なんだから。

Y子ちゃん(小3):
もうすっかり、小さなベテランの貫禄を身につけている。
先週も今週も、テキストの課題は「来週、これやってきてね」というだけで、一人で譜読み~仕上げまで全部、やってくるのが当たり前になりました。
譜読みや指使いなどの指導をしなくて良い分、曲の解釈、表現、タッチや高度なテクニックなどの指導に たっぷり時間をかけることができます。
楽しみなY子ちゃんです。

Mちゃん(小4):
「幸せなら手をたたこう」 指のポジションを途中で変えないと、指がたりなくなってフレーズがとぎれてしまいます。
指替えを忘れないため、Mちゃんはいっしょうけんめい頭の中に指使いを入れて弾き始めます。彼女は、譜面を『読みながら』弾くというより、『まず覚えて弾く』タイプです。
このタイプの良いところは、曲のフィーリングをたっぷり感じ取って表現している、というところです。弱点は、『覚え切るまで 正しく弾けない』ところ(^_^;)
今日はそれもクリアして、「幸せなら手をたたこう」を リズムよく溌剌と弾いた後は、あのシブい「太陽がいっぱい」が宿題となりました。
子どもにはいまいちわかりにくく、あまり人気のない「太陽がいっぱい」ですが、Mちゃんはすぐにメロディーを覚えて口ずさみ、「三拍子の流れなんだね」「なんか悲しい感じだね」などと、早くも波にゆられる「太陽がいっぱい」の曲をつかんでいるようでした。

M3ちゃん(小4):
入門してから、「ピアノで歌を・3」の本を使い、『右手をどんどん弾いていく』『左手をどんどん弾いていく』をクリアし、今はいよいよ『両手で弾いて曲を完成させていく』ミッションを進めています。
Mちゃんは、実はうちの教室に来る前に もうピアノを習った経験があって、本当はもっとレベルが上の曲に取り組むべきキャリアがあるはずなのです。
けれど、「練習はきらい」「宿題はいや」と感じながら、習っていたんだろうな、という様子をうすうす感じたので、まずは「ピアノを気軽に弾くこと」「たくさん弾くこと」「レッスンや宿題を負担に思わないこと」などを目標に、敢えて簡単なテキストを使い、たくさん弾けるようにと考えています。
「宿題いらない」などと言いながらも、M3ちゃんは毎週、楽しそうにレッスンに来てくれるし、練習もちゃんとやってきているし、たまにハッとするようなセンスを見せてくれるし・・・
ふふ、君はほんとは、ピアノずきなんだよ。
今に見ててごらん、きっとバッチリかっこいいピアノ弾くようになれるから!