HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

M&M 楽譜書きにチャレンジ

2012年03月02日 | レッスン日記(小中高生)
将来は音楽の学校に進みたい、という希望を表明したM3ちゃん(中1)のため、レッスンの中でも少しずつ、そのための準備を始めていかなきゃな、と考えていました。
音大や音高の受験には、ピアノや歌などの実技だけじゃなく 楽典とか音楽史とか、ソルフェージュとかのテストも受けなければなりません。
その中に「聴音」という科目があります。
ピアノで弾かれたメロディーや和音を聴き取って、それを楽譜に書く、というものです。
M3ちゃんも 仲良しのMちゃんも、すでに「絶対音感」が身についており、聴いた曲をすぐに歌ったりピアノで再現したりすることもできます。(前に試してみたんだ。)
あとは、それを楽譜に書きさえすればOK!

ところが!
ためしに楽譜を書かせてみると、M&Mは二人とも、楽譜の書き方はテンでダメ、ということが判明したのだ。
特に音大目指すM3は、課題の曲を書こうと 小さな頭をひねりまくっているうち「♪タッピオカ~、タッピオカ~、タッピオカくん~」と 意味不明の歌を歌い始め、自分で作り出したキャラ「タピオカくん」に取り付かれてしまう始末。
「じゃあ、その『タピオカくん』の歌を書いてごらんよ」と先生。
「ええっ。どんなリズムかわからない・・・」
自分で作った歌でも書けないのだ。歌えても書けないのだ。そういうことなのだ、楽譜が書けないというのは。
「それじゃ、しゃべれるけど書けない、っていうのとおんなじだよ。文盲だよ」と意地悪に突っ込む先生。
うろたえたM3は、五線紙に「タピオカ君」の絵を描いてしまった・・・
「絵で描いてどうすんのさ。楽譜で書いてごらんよ、『タピオカくん』を!」と、先生はどこまでも厳しい。
「うわあ~」

・・・と、これが先週の様子。
今日は、M3ちゃんMちゃん一緒に、ごく初歩的に「リズム聴音」をやってみました。
Mちゃんの方は、別に音大志望ではないのですが、彼女もまた優れた音感を持っています。
近い将来には、TVやネット、CDなどで聴いた音楽を耳コピして、どんどん新譜を弾いていけるようになってもらいたい。
そのためにも、この機会に「聴音」を学習してほしいと思います。

今日はメロディーを付けず、リズムだけを聴いて 書き取っていきます。
M3ちゃんが先生から、「ト音記号がこんなちんちくりんじゃダメだよ」
「小節の中で、音符がはじっこにクチャッと固まっちゃってる」とあれこれ言われてるのを、先に書き終わったMちゃんが見て 大受けしています。
楽譜書き・・・なかなか難しいもんですのう・・・

M4ちゃん新しい本

2012年03月02日 | レッスン日記(小中高生)
M4ちゃん(小1):
いつもは水曜日がレッスン日なのですが、今週は地域で催されたイベント(タップダンスだって♪)に参加したいから、ということで 今日の金曜日に振替えました。
先月、「2月いっぱいで 今のテキストを終わらせる」という目標を易々とクリアして、月末を待たずに新しい本をもらったのでした。
それも3冊も!
「ぴあのどりーむ」「併用曲集」そして「バーナム」のオレンジ色です。
「本、一気に増えちゃったけど、多すぎ?」
「ううん、大丈夫!」
元気いっぱいに答えて、3冊もの本を手提げにつめこんで帰っていったM4ちゃん、その言葉通り、3冊の新しい本を、それぞれ2曲ぐらいずつ しっかり弾いてきてました。
1年生がもうすぐ終わるM4ちゃん、確実に、バッチリ実力がついています。
もう、多少長い曲でも難しい楽譜でも、恐れず弾きこなしていけそうです。

次々とマルをもらって、レッスンが終了したM4ちゃん、後から来たM&MのM3ちゃんと並んで ちょこんとソファーに座り、おねえさんが「食べる?」と分けてくれた袋菓子をポリポリ食べながら、行儀良くママのお迎えを待ってました。
普段は会うことのない 中学生のおねえさんたちと同席して、緊張と嬉しさがいっしょになった興奮で、M4ちゃんの顔は はち切れそうに上気してました