HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

初登場 Aちゃん

2012年10月03日 | レッスン日記(小中高生)
日記更新を怠っている間に、一人の新入生がありました!
Aちゃん(中1)です。
4年生ぐらいまでピアノを習ったことがあるそうですが、その後は受験のためピアノをやっていなかったとのこと。
夏休みに、一度体験レッスンに来て、「とても楽しかったから、習いにいきたい♪」と言って、9月からレッスンに来はじめました。
Aちゃんは、コードネームが少しわかるみたいで、自分の好きなJ-POPに左手でベースの音をつけて、楽しんで弾いていました。
今後のレッスンスタイルとしては、コード奏法やアレンジ法をきちんと勉強しつつ、二段楽譜でちゃんと編曲されている楽譜も弾いて、編曲パターンやテクニックを身に付けていこう、ということにして、まずはAちゃん手持ちの「虹(ごくせんの曲)」と、基礎テクニックとしてバーナムの2をやっていくことにしました。
今までは、適当に弾いていて 難しい部分は避けていたらしいAちゃんですが、宿題を出してみると、「毎日30分は練習してる!」とやる気満々。
道でお母さんに会ったら、「すごく楽しいと言って、喜んでいます。今までできなかったこともできるようになったって・・・」と言ってくれました。
これから、一緒に楽しくレッスンしていけそうです。

バッハ・シンフォニアは三声部

2012年10月03日 | クラシック曲
Hさん(大人):
バッハが大好きというHさんなのですが、これまで「難しいから」と敬遠してきた「シンフォニア」に、思い切ってチャレンジすることになりました。
何が難しいって、シンフォニアというのは「三声部」という意味。
一人で、三部合唱をやるようなもの、といったらおわかりいただけるでしょうか?

実はHさん、パート練習が苦手(というか嫌い)で、ほっておくと絶対にパート練習しないのです。
ソナチネなど古典派の曲なら、それでも何とかできなくはないのですが、バッハとなるとそうはいきません。
自宅の予習では絶対にパート練習をしてこないことがわかってるので、レッスンの時「ソプラノだけ!」とか「バスだけ!」とか 否応なしにパート練習を”命じる”と、「あーあ、言われちゃったわ」と言わんばかり、まるでイタズラを見つかった子どもみたいな顔をして しぶしぶ弾くHさんなのでした。
「だけど、バッハのシンフォニアをやろうと思ったら、パート練習は必須ですから。それをやらないんなら、シンフォニアは弾けませんよ。必ずパート練習をやるとお約束していただかないと、シンフォニアはダメです」と、ヒバリはHさんにきっちり申し渡しました。(Hさんは、定年退職してから10年ぐらいたってる『超大人』です)
Hさんはどうしたか?!
殊勝に「そうですわね・・・」と条件を飲んだのでした。
そして今。
あこがれの「シンフォニア1番」を、ゆっくり着実に弾きすすめています。
「10月中に、この曲が出来上がるのが目標です」と言ってるHさん。
できますよ。きれいに三声部が溶け合ったシンフォニア1番が!