HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

キーボードおもしろいね

2012年10月06日 | レッスン日記(小中高生)
Y子ちゃん(中1):
今月末に行う大人のための「チャティーハロウィンコンサート」に、中学生になったY子ちゃんも参加することになりました。
といっても、ついこの間出演を決めたばかりで、準備期間はあまりありません。
夏休みに出演した、子どもクラス発表会とは違い、リラックスしたパーティー色の強い「コンサート」なので、何か普段とは違う おもしろいことをやってみようよ、ということに。
Y子ちゃんは、子どもクラスの発表会ではピアノ伴奏係とか、けっこう重要な役割を持たされることが多かったので、今回は思いっきりハジけた曲、楽しい曲をやってみよう。
で、先生が考えたのは、キーボードで愉快な音色と跳ね回るようなオートリズムを駆使する「恋はピンポン」という曲です。
始めてのキーボードは、機械操作も覚えなきゃいけないし、リズムは合わせなきゃいけないし、ピアノとは違った難しさがいっぱいありますが、Y子ちゃんはちょっと練習したら すぐに慣れて弾けるようになってきました。
リズムが速すぎてしどろもどろになったり、ボタンを押すタイミングが合わなくてあたふたしたりしながらも、「おもしろいね!」と喜んで練習しています。
ダンス部に入ってるY子ちゃんなんだから、絶対ノリノリの曲が仕上がるよね!

アヴェ・マリアの音色

2012年10月06日 | レッスン日記(小中高生)
キノパパさん(大人):
今月末の「チャティーハロウィンコンサート」で「グノーのアヴェ・マリア」を弾くことになっています。
もう、曲は仕上がっているといっていいのですが、それでも、レッスン室で弾いてもらうと なぜか思うように伸び伸びと弾けていないような印象を受けます。
原因は大体わかっています。
充分に予習できていない、という意識がキノパパさんの心の中にあって、そのため音が硬く手にも力が入って、ぎごちない音になってしまうのでしょう。
この夏、キノパパさんはとても忙しかったとのことなので、練習時間が思うように取れていないことで必要以上に恐縮した音になってしまったのですね。
大人の人は、子どもと違ってお仕事もあるし、練習時間が少なくなるのは当たりなんですから、遠慮せずに思い切って弾いてくださいね。
キノパパさんの柔らかなアルペジオや、大人らしい重厚な雰囲気の低音などがとてもすてきなので、今回「アヴェ・マリア」を選びました。よく似合うと思います。
この素敵な音を、みんなに聴いてもらいたいので、ミスタッチなどを気にせず、美しい音を楽しんで演奏して欲しいです。
自信持ってね。

ドラゴンクエスト序曲

2012年10月06日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(小3):
2学期の初めのころ。
「わたし、この曲が弾きたいの!」といって、Sちゃんが手探りで弾いたフレーズの断片は、あまりにも有名なあの曲、「ドラゴンクエスト序曲」でした。
聞けば、お父さんがゲーム大好きで、ドラクエも最新まで持ってるし、楽譜まで買った、とのこと。
それじゃ序曲を弾こうよ、ということになりました。
お父さんの持っていた楽譜はSちゃんにはちょっと難しかったので、もう少し易しいバージョンの楽譜を使って、序曲の練習を始めました。
易しいバージョンでも、あの壮大な「序曲」の雰囲気は充分に表現できています。
今日はいよいよ最後まで、ペダルも使って弾き上げることができました。
来週には、テンポも安定した「完成」のドラゴンクエスト序曲」が弾けるようになるでしょう。
「この曲好きだから、今月はずっとこれ弾いてていい?」
「いいよ。毎週弾こうね」
「それから、今度またドラクエの曲やることにしていい?」
「そうだね。ドラクエいい曲だもんね」
それを聞いて、Sちゃんは本当に嬉しそうにうなずきました。
そうか。Sちゃん、ドラクエが好きになったか。
かつて この「ドラゴンクエストシリーズ」が社会的ともいえるほどのブームを巻き起こしていた時代がありました。
そしてその当時、ヒバリ教室では、ドラクエの音楽に魅せられた少年たちが、そのピアノ楽譜をむさぼるように練習し、驚くような熟達ぶりを発揮したものでした。何人も何人も・・・
それほど魅力ある、そして高い音楽性を持つ「ドラゴンクエスト」。
Sちゃんがこの曲を好きになってくれて、私も嬉しいです。
「ドラクエ」が、これからのSちゃんのピアノ学習の 糧になってくれますように!

リズムカードで

2012年10月06日 | レッスン日記(小中高生)
Nちゃん(小2):
先週、久しぶりに音符カードを使ってのリズムゲームをやったら、それにはまってしまい、今日もレッスン室に入ったとたん「ほら、あのカードやらなきゃ!」と、いそいそカードを並べています。
「あなたはここにならびなさいね。あなたはここ」などと「席替えごっこ」気分でカードたちを並ばせ、それを楽しんでいる様子。
そういう遊びじゃなくて~ もっとバリバリ、リズムをこなしてもらいたいんだよね~ と先生は思いますが、まあ、ペースはゆっくりでも一応リズム練習はやってるし、「好きな人同士で並ばせてあげるわね、いい子にしてたらね」とか「あなたはおとなし目だから、この席にしましょう」などとブツブツ言いながら「先生」を演じているNちゃんの言葉の端々に 学校生活の様子が垣間見えるようでもあり、また、Nちゃん自身がそれによって何かを昇華させてるようでもあり、ま、いいか、少しぐらい時間くっても・・・と鷹揚に見守ってる今日このごろであります。