HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

発表会準備始動!

2013年05月01日 | レッスン日記(小中高生)
M4ちゃん(小3):
今日、ついに「ぴあのどりーむ5」の最後の曲が終わりました。
最終曲は、『発表会の曲』と題したワルツで、練習曲としては長い3ページ、それに転調や臨時記号やリズムの変化などがあって、かなりの難課題でしたが、期待通り、M4ちゃんはちゃんとやってきました。
「できたね。マル!」と 大きなマルを付けてもらって、本の一番最後にある「修了証」ページに名前を書き込んでもらい、「修了式」をやってもらいます。
「M4さん! あなたは『ぴあのどりーむ5』をりっぱに修了しました。今度からは『ぴあのどりーむ6』に進んでください」という文面を読んでもらい、「♪に~ に~に に~に~♪」と」ヘンデルの「見よ、勇者は戻る」の曲を歌ってもらって、「修了証」を受け取ったM4ちゃんは、嬉しさと達成感ではちきれそうな笑顔です。

「つぎはぴあのどりーむ6に進んでください」と書いてあった「修了証」ですが。
今はそうしません。
なぜなら、発表会の曲を練習し始めるからです。
前に「この曲を弾きたい」と選んであった「小さなロンド・フンメル作曲」をコピーしてもらい、来週からは いよいよこの曲の練習に入ります。

そしてもうひとつ、今年もM4ちゃんは、仲良しのNちゃんとのコラボで「お話の朗読と音楽」をやるので、その曲を少し選びました。
今年は、去年読んだ「もりのなか」の続編「またもりへ」を演じます。
去年は、ハーモニカやカスタネットの「リズム演奏」でお話を盛り上げたM4ちゃんですが、3年生になった今年は、BGMもバージョンアップして、すべてピアノで演奏しようと思います。
「またもりへ」は、たくさんの動物が出てくるお話です。
演奏曲は、いつも使っている「バーナム」から選ぶことにしました。
先生と相談しながら、
「大きなぞう、の曲は、この『とびおりよう』がいいんじゃない?」
「きりんの曲は、この『そくてん』で登っていく感じがいいかも」
と、いくつかの曲を選び、とりあえず決まった分だけ、練習してくることにしました。

5月に入り、M4ちゃん、いよいよ発表会準備始動です!

バッハ・シンフォニア 柔らかな指で

2013年05月01日 | レッスン日記(小中高生)
Hさん(大人):
ベートーヴェンソナタ25番ト長調、別名カッコーソナタの第一楽章が最後まで出来上がり、第二楽章に入りました。
8分の9拍子なので、3拍子×3つ、のような感じになります。
パッと見は、音符がいっぱいあってややこしいように見えますが、弾くととても美しい曲です。
Hさんは、昔は三拍子系が大の苦手でしたが、今ではヒバリ先生から「二拍三連のチャンピオン」と言われるほど、三拍子系が上手になっています。
この第二楽章も、優美で大人っぽい三拍子系なので、ぜひ素敵に弾いてもらいたいです。

バッハのシンフォニアも、3番が終わり4番に入りました。
カラッとしたイタリア風の3番(ニ長調)から打って変わって、ニ短調の4番はいぶし銀のような落ち着いた曲調です。
Hさんは「4番の方が弾きやすい」ということなので、楽しみです。
いつも「練習ができてません」とか「ダメなんです」と謙遜のHさんですが、実はとても丁寧に練習していて、三声部それぞれの音符の長さ、弾くタイミング、離すタイミング、フレーズ感など、どれも大変正確に弾いてくれるので、安心して聴けるのです。
十余年のレッスンの賜物で、指や手首もとても柔らかいです。
Hさんのシンフォニア4番を、楽しみにしています。