HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

M&M ゲネラルパウゼ♪

2013年10月25日 | レッスン日記(小中高生)
大型で激しい台風・27号と28号がジワジワと忍び寄る中、Mちゃん(中3)とM3ちゃん(中3)がレッスンにきました。
明日は大人のハロウィンコンサートに 二人そろってデュエットを歌い、それを最後に 数ヶ月のお休みとなります。
雨の日も風の日も雪の日も、定期テストの日も、ピアノは休まずに揃って通ってきたM&Mですが、いよいよ高校受験が近づき、十月いっぱいでピアノを休学することに決めたのです。
「ゲネラル・パウゼ」という音楽用語があるのを 知っていますか。
オーケストラの楽譜( スコア )で、全部のパートが一斉に休止することです。
「音楽が止まる」というのとはニュアンスが違い、その何拍か、あるいは何小節かの間、全ての楽器の音がなくなることにより、曲全体に緊張感とスリルが生まれ、再び音が出たときに いっそう盛り上がる効果が得られるものです。

M&Mも 二人そろっての「ゲネラル・パウゼ」ということになります。
この大きな「休止符」により、二人が よい緊張感とスリルを得て、一回り大きく脱皮できますようにと願っています。
今日、最後のレッスンでは、M3ちゃん「モーニン」、Mちゃん「テイクファイブ」を仕上げました。
もう、二人とも 大人っぽい余裕さえ感じさせるノリが見についている。
「上手になったねー」
「私、これ今でも弾けるの。これは最高!」
Mちゃんはそう言って、夏の発表会で弾いた「ワン・ノート・サンバ」を 完璧なノリとドライブ感で弾いてくれました。
M3ちゃんも、持ち曲「いつか王子様が」を よく弾いています。
「今までに発表会で弾いた曲、何と何だったかな~」
二人でこれまでの曲を思い出したり、発表会で合奏した曲を弾いてみたりして これまでの「ピアノ人生」を反芻していたMちゃんとM3ちゃんは、最後に 今年の発表会でオープニングに合奏した「走れドンキー」を 猛烈なスピードで何度も何度も連弾して、帰っていきました。


明日のハロウィンコンサート、よろしくね。
そのあとは、しばしの「ゲネラルパウゼ」です。
受験がんばれ~ ( ^ o ^ )/□