HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ドクターのジャズピアノ

2019年07月25日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

ドクター(大人):

 
ショパンのロマンチックな曲が大好きなドクターですが、実はジャズも好きなのです。
 
「ノクターン8番」と並行して、「ミスティー」もレッスンしています。
 
ジャズピアニスト エロル・ガーナー作曲の スローバラードで、独特のコード進行とゆったりしたリズムが素敵。
 
ジャズのスタンダードナンバーの中でも ダントツの人気曲です。
 
ドクターの弾く音色は、なんかすごくスローなジャズに似合っていて、静かなジャズバーで聴きたいような 大人な雰囲気なのです。
 
ただ、スローテンポな曲って、意外にリズムキープが難しい。
 
細かいパッセージが間に合わなかったり、逆に長音をたっぷり伸ばすのが待ちきれずに寸足らずになったり…
 
ドクターが このポイントをしっかりマスターしてくれれば、最高におしゃれな「ミスティー」が出来上がる予定です。
 
慌てずに、気持ちよいリズムを感じながら弾きましょう。
 
 

CちゃんMちゃん、2人で1時間。

2019年07月25日 | レッスン日記(小中高生)

ヒバリ教室は基本的に個人レッスンなんですが、先月から、Cちゃん(小2)とMちゃん(小4)に先生が提案して、二人同じ時間に来るようになりました。

 
これまではCちゃんが木曜日の4時から4時半までレッスン、続いて来たMちゃんが4時半から5時までレッスン、というタイムテーブルでしたが、各自30分のレッスンはあっという間に終わり、すぐに交代して帰らなくてはなりません。
 
そこで、二人とも4時に来てもらって、5時に帰る…「1人30分」×2人、ではなく、2人一緒に1時間、というスタイルにしてみたのです。
 
二人は教室で会ってとても仲良しになってるし、1時間 教室にいられることは大歓迎のようでした。
 
「2人で1時間」のレッスンを始めて 約2ヶ月になりますが、メリットがいっぱいあって、何倍もの効果が出てきています。
 
交代にレッスンを受けながら、合間にはエレクトーンを使い 習ったことを練習して、すぐまた先生に見てもらうことができます。
 
また、相手が弾いている楽譜を覗き込んで一緒に歌ったり、メロディーや伴奏を一緒に弾いたり、打楽器を持ち出してきて 即興アンサンブルをやったりと、1つの曲が何倍にも膨らんで いろんな方向からアプローチすることもできていて、そういう時の2人は、本当に楽しそうです。
 
また、タイムを計って書き込む「譜読みワーク」も、これまでは1人でやっていたけど、今は2人でタイムを競いながら一緒にやれるので、2人揃って負けまいとがんばります。
 
「Mちゃんは4年生だけど、私は2年生だから、1段少なくしてよ」とCちゃん。
ハンディをつけてよ、というわけです。
 
「そうか、そうしよう」と先生。
 
「えーっ、ずるいよー」と言いながらも、ハンディを乗り越えて奮闘するMちゃん。
タイムは2人僅差でのゴールイン、大接戦でした。
 
年齢の違う2人が仲良く、時にはライバル心を燃やしたりハンディをつけてうまく競ったりと、「2人で1時間」のレッスンは すばらしい効果をたくさん上げられるスタイルだなーと思います。
 
同級生とはまた違う、尊敬や思いやりも生まれているようで、貴重な仲間なのではないでしょうか。
 

ソロ曲はレリピー ♪

2019年07月25日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小2):

最近、毎週来るたびに身長が伸びて、ずんずん成長してるCちゃん。

ヒバリ教室で、学年は下の方だけど、ピアノ歴は小学生の中で一番長い。

今年の発表会では、何を弾いてもらおうかなぁ、と、ずっと考えていました。

ヒバリ先生としては、そろそろバリバリのクラシック曲や斬新な現代音楽、リズミカルなラテン音楽など意欲的なチャレンジもしてもらいたいなと思うのですが、Cちゃん本人は、まだまだ「難しいのはわかんないから無理無理無理!ディズニーがいい〜」の2年生なのです。

何か、Cちゃんの心を捉える曲と出会えるチャンスがないかなーと思っていたところへ、先週思いがけないチャンス到来。

ピアノの前に座ったCちゃんが突然言いました。

「ねえ、先生、ビートルズって知ってる?」

唐突なその名の出現にびっくり。

「知ってるよ。でも、なんでそんな名前、知ってるの?」

と、逆に質問してしまいました。

「ふうん、知ってるんだ。なんでって、あのね、友だちの車で、ビートルズのレリピーがかかってたんだよ」

ビートルズのレリピー?

ビートルズのレリピー

あっ、そうか。

「こんな曲?」

先生は、そのサビの部分を歌ってみました。

  Let it be,  let it be,  let it be,  let it be…

「\(^o^)/そう!それ!」

Cちゃんは嬉しそうに叫びました。

\(^o^)/これかぁ〜。たしかに、レリピーだ。

先生も嬉しくなっちゃったんだけど、すぐさまCちゃんに向き直って言いました。

「発表会で、コレ弾く?」

「えっ、いいの?!(((o(*゚▽゚*)o)))」

「いいよ!よし、決まりだね!」

「今年はちょっとシブいけどね」

Cちゃんは照れたように、でも満足そうに言いました。

コレで決まりです!

「レリピー」。

かっこよくて、リズミカルで、芸術性高い。

何よりCちゃんが心から弾きたいと思える曲。

よかったー(;^O^)=3

今年も、Cちゃんに納得の1曲を決めてあげることができて、ホッとしました〜


発表会の曲、2曲 もらった♪

2019年07月25日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小4):

先週、「夏休みになったから、いつもより1時間早く3時に来ることにする?」と聞いたら「うん、そうする!」と言っていたMちゃん。

今日、2時半を少し回ったころ

ピンポンが鳴りました。

こんなに早く、まさかね、とは思ったけど、ドアを開けてみたら、まさかのMちゃんが来ていました。

汗びっしょりになって。

顔中でニコニコ笑って。

Mちゃん、ピアノが楽しくて、早く来たかったんだね。

3時まで待ちきれなかったんだね。

さっそく、先週もらった「パパ・ラブズ・マンボ」の楽譜を出して弾いています。

途中の

レファラドーラファ、ドミソシーソミ、シレファラーファレ、ソ!

という、メジャーセブンスコードの分散を続けて3回弾くところが難しく、先週苦労していたのに、今日は軽々と弾けるようになってる!

その後に続く「ウー!」という掛け声も、先生と声を合わせて叫びます。

レファラドーラファ、ドミソシーソミ、シレファラーファレ、ソ!

ウー!

\(^o^)/\(^o^)/楽しいね〜

「ところで」

先生は、もう1つの議題を提出しました。

「発表会の時一人で弾く曲これにしようかと思うんだけど」

と、取り出したのは「パッヘルベルのカノン」の楽譜です。

「Mちゃんには、子どもっぽい曲は避けたいと思って」

という先生の大人向けな提案に、Mちゃんは大満足、満面の笑顔です。

「私も、さすがに子供っぽいのはダメだと思ってた」という大人な返事は、小柄なMちゃんのビジュアルとギャップがあっておもしろいんですが、それは言わないことに。

「じゃ、この曲でいい?」

「うん!」

Mちゃんは、もう楽譜を見ながら弾き始めています。

発表会も今年で3回目の出演になります。

中3のお姉ちゃんより5歳年下で、いつも「小さい末っ子ちゃん」に見えてしまうMちゃんですが、実は大人っぽくて美しい曲がお好みの気がしています。

バリエーションが次々と華やかに展開する「パッヘルベルのカノン」。

素敵に弾いてもらいたいです。


弾き語りスワニー河は ミディアム・スィングで

2019年07月25日 | 弾き語り

Kさん(メンズ):

 
今日は7月最終レッスン。
ヒバリ教室に入門して、丸3ヶ月経ちました。
ピアノにも慣れてきたなあ、と感じます。
けっこう長く在籍してる気がするけど、数えてみたら まだたったの3ヶ月だったのかー。
それにしては、Kさんの進歩はなかなかのもんだと思います。
本日の練習課題は、「オー・シャンゼリゼ(ト長調)」の 復習、そして新曲「スワニー河」です。
「シャンゼリゼ」は、G、B7、Em、G7、C、G、A、D7… と繰り返す、「カノンコード」のハシリみたいな曲。
弾き語り、けっこうコード多くて大変ですよね!
「スワニー河」の方は、もともとオリジナル曲は静かでシンプルなのですが、ジャズのスタンダード素材として、アップテンポのデキシースタイルやブギウギスタイルなどで演奏されることが多い定番曲です。
先週、そのことをKさんにお話ししたら「ジャズっぽいスタイルでやってみたいです♪」とアクティブな姿勢だったので、2ビートの弾き方をお伝えしてありました。
で、今日はジャズっぽく、ミディアムテンポの2ビートでスィングしながら弾き&歌い、サビの部分では4ビートに変化させ、という、先週の提案を全部がんばって やってきていました。
また、オプションとしてお伝えしていたベースのフィルインも入って、さらにクォリティ上がっています。
Kさん、頑張ってますね!
次回からは、クリスマス発表会に向けての曲も本格的に始めていきましょう。
ちなみに、Kさんの発表会デビューのためにヒバリ先生が選んだ曲は、J,レノンの「イマジン」です!
Kさん、歌はもう全部覚えてくれたので、いよいよピアノ伴奏を練習していきます。
頑張りましょう。