HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「貴婦人の乗馬」はギャロップ!

2019年07月27日 | ブルクミュラー

Mちゃん(中3):

私がブログの更新を怠っている間にも、Mちゃんは(受験生にもかかわらず)「残ってるブルクミュラー一気に終わらせよう作戦」を着々と進め、今日は最終曲「貴婦人の乗馬」の仕上げです。

作戦がスタートしてから2ヶ月半くらいで20番〜25番までの6曲完成。

受験生で部活の試合や塾がいっぱい、ということを考えると、なかなかの快挙ではないでしょうか。

ちょっと前に、同じくブルクミュラーで「タランテラはスキップ!」という記事を書きましたが、この「貴婦人の乗馬」でも同じようなリズムのポイントがあります。

同じように弾むリズムなんですが、こちらは「乗馬」なので、「スキップ」というより「ギャロップ」のイメージ?

   

テーマ部分の2小節目。

このリズムを小節や拍を基準に「(ミ)レッド、レッシ、ラーソー」と弾いてはダメです。

(ミ)レッ、ドレッ、シラーソーミッ….

という呼吸で弾きましょうね。

そして、「タランテラ」よりもっと鋭い、付点のリズムなので、厳密には

(ミ)レッッ、ドレッッ、シラーソーミッ… です。

4小節目も同様。

× ミッレ、シッド、ラーラ!

◯ミッッ、レシッッ、ドラーラ!

ですのでよろしくね。

躍動感がまるで違ってきますので、くれぐれもよろしくお願いします〜(ゝ。b

HP  ピアノのすすめ・PLAY AND PLAY 

Facebook   Hibari Music Lesson



五線テープ

2019年07月27日 | おすすめ楽譜・アイテム
   
 

M子さんに映画音楽のオリジナルフレーズをお伝えするに当たって、ヒバリ先生が使用したのはコレです。

 クリックでAmazonのページにいけます

五楽線テープ/通常タイプ(12mm幅)×2個入り/貼って剥がせる五線の紙テープ
五楽線
五楽線

「五線」がセロテープ状になっているというか、「五線柄のマステ」ですね(笑)

楽譜の余白にピッと貼って、ちょっとした音符とか、ワンフレーズとか書き込むのに便利。

幅の広いのや狭いのやいろいろあります。

ヒバリは以前に、オケでヴィオラをやってる友人にプレゼントして、「練習の時に、その都度決まったことを楽譜に書き込むのにすごく助かる」と喜ばれました。

使ってるのは、ドクターが「五線テープ買ったら2つ入ってたから」と1つくれたものです。

その他、ヒバリは「五線くん」というローラー状のスタンプも持ってるんですが、この商品は現在販売されてないようですが、似たようなのがありましたので、代わりにはっておきます。

五線を一瞬でひけるスタンプ コロコロ五線スタンプ むらさき インクカラー:紫
COOPE
COOPE



「第三の男」はエビスビール♪

2019年07月27日 | コード奏法

M子さん(大人):

今日も、スマホのボイスレコーダーボタンをポチッと押してからレッスン開始です。熱心ですよね!

レッスン丸ごと録音して帰るんですから。

さて、今日は前回やった「思い出のグリーングラス」と「若者たち」の復習、そして気分を変えて「第三の男」のテーマです。

題名を言っても「知らなーい」という人がほとんどかもしれませんね。

でも、エビスビールのCMで流れてる曲、と言ったら「ああ、アレか!」とわかるのではないでしょうか。

軽快なスィングリズムに乗って「ちゃららら〜らら〜」と流れるメロディー。

この曲は、1949年公開の映画「第三の男」のテーマ曲です。

第二次大戦後のウィーンを舞台にしたイギリス映画で、なんか秘密の陰謀とか謎の男の正体とかが絡んだサスペンス映画。

ヒバリは子どもの頃に、TVの洋画劇場かなんかで放映されたのを見たんですが、映画の内容はさっぱりわからず、でも、このテーマ曲は繰り返し繰り返し頭の中にエンドレスで流れてた記憶があります。

先週この曲をお勧めした時、M子さんは「あらー、素敵ですね!でも弾けるかしら?」と自信なさそうでした。

テンポがわりと速いし、細かい音符の連続に指がついていけるかしら?

でも心配はいりません。

「第三の男」は、右手の1番、2番、3番の3本の指だけでほとんど弾けてしまうという、超ラクラクな曲なのです。

M子さんも「弾いてみたら、けっこう簡単に弾けました。リズムがあって楽しいですね!」と、もう完璧レベルに弾けています。

せっかくいい曲なので、2コーラス繰り返すことにし、この曲のオリジナル演奏で使われているツナギのフレーズをお伝えして、次回までに練習してきてもらうことにしました。

これで、次回はオリジナルに近い演奏ができますね!