HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「スカボロー・フェア」と「ラ・ラスパ」リコーダーとダンスで!

2021年05月12日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小4):

「アルフレッド・ピアノライブラリー3」が終わりに近づき、今日は「グリーン・スリーブス」を練習してきました。

うーん、よく弾けてるんだけどね。ちょっとサッサと進みすぎかな。フレーズ感をもっと大事にしてもらいたい。

「もしね、これをリコーダーとか歌でやるんだったらどうだろう?」先生が言いました。「どこかで息継ぎしないといけないよね?」

「そうだね」Cちゃんも同意して、どこで息継ぎしたらいいかな、と、メロディーを口ずさみながら考えています。

「発表会で使ったリコーダーがあるじゃん」教室に保存してあるみんなのリコーダーから、Cちゃんは自分のをみつけて引っ張り出しました。

さっそく吹いてみますが、なかなか難しい。

「どれどれ」先生も自分のリコーダーを出して吹いてみます。

レーレ ラーラ ミーファミレー(息継ぎ)、

ラドレード ラシソラー(息継ぎ)、

「こんな感じだよね」

思いのほかリコーダーで手間取ってしまった。でも、まあ、息継ぎの感じは理解できたと思います。

次はメキシコ民謡「ラ・ラスパ」。

「足踏みダンス」と言われている踊りが、YoutubeにもたくさんUPされているので、それを見てみます。

「あっ、この踊り、『タイタニック』で踊ってた!」とCちゃん。

「そうだ、そうだったね。船の中で踊ってた!Cちゃん踊ってごらんよ」

先生が曲を弾き、Cちゃんは超スピードで踊りました。

「うわー、汗びっしょりだ~」

考えてみれば「ラ・ラスパ」はメキシコの民謡、「タイタニック」はイギリスの映画なので、船の中で踊ってたのはイギリスの民謡「ジグ」かなんかじゃないかと思うけど、まっ、いいよね。どこの国にも、同じようなスタイルの民謡やダンスがあるもんだ。

ってことで、今日は音楽を他の楽器やダンス、体で感じるレッスンでした・・・

 


K(小1)・Mちゃん(小1)、それぞれの個性

2021年05月12日 | レッスン日記(小中高生)

Kちゃん(小1):

小学生になってから、レッスンはママの付き添いなしに一人で来るようになりました。

♪ピンポン が鳴ってドアを開けると、Kちゃんが一人で元気よく入ってきます。

「一人できたの?!」と聞いたら「ママが曲がり角まで送ってくれて、そこから一人で来たの」とのこと。

こうやって一人でレッスンに来る!ということに、Kちゃんの強い独立心と「小学生なんだ!」なんだ!という誇りが現れているようで、立派だな~と思います。

お家でもちゃんと練習しているようで、ずいぶん指がやわらかく動くようになり、音符もよく読めています。

同じ保育園に行っていたMちゃんととっても仲良しで、学区域の関係で別々の小学校に通うようになったのが残念ですが、ピアノの時にちょっとだけ会えることもあり、それが楽しみですね。

Kちゃんは元気いっぱいの行動派で、大きな声でたくさんおしゃべりするタイプ、そしてMちゃんはおっとりして静かなタイプです。

面白いのは、元気なKちゃんが弾くピアノの音色が繊細でやわらか、そして物静かなMちゃんの音色が力強く元気なこと!

子どもたちは一人一人それぞれですが、みんな心の中にはいろんな要素があり、普段元気な子がしんみりした曲を好きとか、意外な一面を見せてくれたり、静かな子が意外にも勇ましい演奏をしてくれたりと、レッスンしていると新鮮な発見がたくさんあります。

小学校生活スタートしたばかりのKちゃん、それにMちゃんも、これからどのように成長していくのか、とても楽しみです。


Mちゃん(小1)、音がしっかりしてる。

2021年05月12日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小1):

「バーナム」と「たのしいピアノレッスン」の本を使ってレッスンしています。

Mちゃんは「バーナム」がお気に入りのようで、いつもバーナムを最初に弾きます。

アレ? 今日はなんだか、前よりピアノの音がしっかりしている感じだ。

1音、1音、かっちりと打鍵して「ピアノ」らしい音色になってきている。

「バーナム」を弾いた後、「たのしいピアノレッスン」の「つきのひかり」、そして「これがひける」とMちゃんが開いた「ジングルベル」を弾きました。

うん、やっぱり間違いない。Mちゃんのタッチが自信のある音で、しっかりピアノが鳴っています。

「ねえ、上手になったね!いい音が出てるよね」

思わずそう言ったら、Mちゃんはそれを自覚してるのかはわからないけど、「うん!」とうなずきました。

レッスンの終わりごろにママがお迎えにきて、帰る支度をしているときに

「Mちゃんの音がすごくしっかりして・・・なんか急に上手になったみたいです。たくさん練習してるんですか?」と聞いてみました。

そうしたら、、「一人でピアノの部屋に行って、よく弾いてます」とのこと。しかも、それだけでもすごいなあと思いますが、ピアノは3階のお部屋にあるんだそうです。

低学年の生徒が、リビングとかみんなのいる場所じゃなく3階まで行って、一人でピアノを弾いてるなんて、すごいですね。

そういえば、Mちゃんは去年の6月からピアノを始めたので、あと半月して5月が終わったら、まる1年になるんですね。早い・・・

なんか一気に成長したような、力強さを感じさせるMちゃんでした。