HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

フレーズごとの強弱で おとなっぽい演奏に

2021年05月13日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小6):

「アルフレッド・ピアノライブラリー3」が終わりに近づき、今日は「スカボロー・フェア」のレッスンです。

よく予習ができて、きちんと弾けているので、もうひとつ。

音符を正しく弾くことのほかに、フォルテ、ピアノなどの強弱記号も見落とさないように弾きましょう。

それから、この間もアドバイスしたように、クレッシェンドやディミニュエンドがことさら書き込んでなくても、フレーズに合わせて音を膨らませたり、フレーズの終わりはだんだん小さくしたりと、ふっくらしたメロディーの弾き方を心がけてみましょう。

そうやって弾いてみたら・・・

ほら!一気に、見違えるほど大人っぽい演奏に変わりました。

Mちゃんはもう小学校の最上級生、大人の演奏ができる年齢なので、フレーズの表現をいつも心に停めておいてね。

スカボロー・フェアがきれいに仕上がって、次の曲は「狩りの歌」、キツネ狩りの曲です。

「このフレーズ弾いてみて!」と先生に言われたフレーズは「狩りにいこう!」と歌うメロディー。

ほうら、よく見ると、「狩りに行こう!」があちこちに。そしてそれ以外の部分は「パパパ、パパパ、パパパ!」と歌うメロディー。

「ほら、これだけだよ。この2つのフレーズが交互に出てくるだけ。簡単でしょ?!」

「うん、簡単!」Mちゃん、にっこりです。

来週は、「狩りの歌」が仕上がってくるに違いありません。