ちくわちゃん(小6):
今日は何からやる?と聞くと、必ず「書くやつ!」と言って、まずは「譜読みワーク」から始めることが多いです。
「ドリル」や「音符」が好きなのは、小さい時からずーっとだね。
習い始めた1年生の頃は、「おんぷワーク」みたいなドリルブックをやってたのですが、書くのが好きでワークブックの巻がどんどん進み、早いうちに全巻終わらせてしまっていました。
6年生の今は、先生が作ったプリント問題を使うのですが、ちくわちゃんのユニークなところは、なぜか「ヘ音記号エリア」が得意ということです。
ヘ音記号エリアというのは、ピアノでいうと真ん中のドから下の音符ということで、読むのが苦手、という人もけっこういるんですが…
「学校ではこういう音、習わないんだよ。だからできても褒められることがないよ」と言ってるちくわちゃん。
そっかー。じゃこうしよう。
「ヘ音記号名人」のキミは、ブラバンに入って「低音楽器」をやればいいのでは。
チューバとか、ユーフォニウムとか、ファゴットとかさ。
みんなが「難しい」と敬遠する低音楽器、低音楽譜を一手に引き受ければ、喜ばれたり感心されたり、いいことずくめだよー。
「低音楽譜」が得意なことに加えて、もう一つちくわちゃんのユニークな長所は、指や手首のスナップが とても強くしなやかなこと。
だからピアノの音が「よく鳴る」。
クリスマスの発表会では、低音部=左手のベースワークが際立った曲を探して、かっこよく弾いてもらえたらいいなーと、今からあれこれ考えてみる先生なのでした。