HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

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「アヴェ・マリア」は四声体の曲

2020年02月18日 | ブルクミュラー

ブルクミュラーの中で「アヴェ・マリア」が難しい」という人がけっこう多いですが、それはこの曲が「四声体」のスタイルをとっているためかもしれません。

「四声体」とは教会の聖歌隊が歌っていた讃美歌のスタイルです。

ソプラノ・アルト・テノール・バスの4つの声部に、それぞれの旋律があって、並行に流れていきます。

図にするとこんな感じ。

常に4つの音()が重なって聞こえています。

それに対し、現代のJ-POPなどの曲では、メロディーパート(ほとんどの場合ソプラノ)にリズム的な和音の伴奏がついたものです。

図にするとこんな感じ。

 

 

どちらも、ある一瞬を切り取れば こんな感じの音が聞こえるということになりますが、

 

四声体が「横に流れている声部の重なり」なのに対し、普通の曲は「メロディーに和音を縦に合わせている」縦割りスタイル、と言ったらわかるかなあ?

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