Mちゃん(小5):
今年の発表会で「エリーゼのために」を弾くことになりました。
まずは みんなにお馴染みの『A』の部分から始めたのですが、Mちゃんは 木曜日に最初のレッスンで先生からいくつかのアドバイスを受けた後、次週木曜日の2回目のレッスン日を待たず、その2日前…火曜日に、わざわざ練習の成果をスマホビデオに自撮りして、先生のLINEに送ってきてくれたのです。
1週間足らずでこんなに上手になってるなんて、すごくたくさん練習したのに違いありません。
上手になったところを、早く見せてくれたかったんだね!
そして今日の木曜日。
レッスンに来たMちゃんに「LINEありがとう。すっごく上手に弾けてたね」と言うと、「もう覚えちゃった!」と、何度も「A」の部分を弾いてくれました。
「これって止まんないよね?」と先生。
「ほんとほんと。止まんない〜」とニコニコ顔のMちゃん。
ヒバリ教室の小学生メンバーの中で、一番発表会経験の豊富な(お姉ちゃんの付き添いとして参加 )Mちゃんは、いろんな人が弾いたいろんな「エリーゼ」をたくさん聴いて育っています。
もう、メロディーは自然と歌えるほどに慣れ親しんだ「エリーゼ」。
Aの部分が弾けたら「次は『ラ、ラ、ラ、ラ〜、ラーララーラ〜』」と、Bの部分のメロディーも もう口ずさんでいます。
せっかくモチベーションが高まってるところなので、Bの部分の右手を少しだけ経験してみて、それからB→テーマ(A)へとつなぐジョイント部分、ここを弾けるようにレッスンしました。
「ほら、これでまたAにつながるよ。レ♯ミ、レ♯ミ、レ♯ミ、…」
先生が弾くと、Mちゃんはさっそくその後を引き取って
「レ♯ミレ♯ミレ♯ミシラドラー、
ドミラシー、ミソ#シドー」と続け、二度目に登場するAのメロディーを全部弾きました。
何度でも、Aがででくるその度に、Mちゃんはその旋律を全部弾くのです。
弾けるメロディーは楽しいね。
上手に弾けるとなおさら楽しいね。
美しい「エリーゼ」の旋律を、何度も何度も楽しそうに弾くMちゃんでした。