「その1」で、小さい手を出来るだけ大きく拡がるように訓練することを書きました。
次なる2つ目の手段は「届かない距離は動きでカバーする」です。
背が高く足が長い人が2歩で歩ける距離でも、短足の人(私)は5歩、それも小走りじゃないと追いつかない!というのとおんなじ。
広い範囲の鍵盤を小さい手で縦横無尽(じゅうおうむじん)に制御するためには、大きな手の人の3割増しぐらいの速さで動いて、必要に応じて跳んだりはねたり、なおかつそのたびに素早くフォームを立て直し重心を保って、次のポジションへの移動、という瞬間をつないでいくことになります。
うわー、そんなにしなきゃならないなんて大変!と思うかもしれませんが、逆に そんなふうにすれば、小さい手だってダイナミックな曲も弾けるということなのです。
だから小さい手のみなさん、あきらめないで。
がんばって手の機動力とジャンプ力をみがきましょう!
「小さい手のカバー術」、明日はいよいよヒバリ先生の最終兵器を教えます。
To be continued…
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