ピアノは大人も子どももみんな同じサイズのものを弾くので、どうしても手の小さい人は不利ですよね。
ジャズやポピュラー曲なら、自分スタイルで弾けばいいので何ら問題ないんですが、困るのは楽譜通りに弾かなければならない「クラシックピアノ曲」です。(クラシックでも、オーケストラ曲ならアレンジでいかようにもできる)
私はというと 大人になって、しかもプロになって10年以上たつまでオクターブが弾けないままだったんです。
でも、あれこれ頑張って、今では大分小さな手の不利をカバー出来るようになってるかなと思うので、今日は「ヒバリ式・小さい手カバー術」の作戦と工夫を書いてみようと思います。
【ヒバリ式・小さい手カバー術】
その1. あきらめない
手は訓練すれば、かなり大きく拡がるようにできます。小さな手でも、人並み以上に拡がり かつ柔軟性が高ければ、一般の人の平均的スパンと同等まで、いや 普通を上回るスパンサイズも可能にできるのです。
大事なのは、「手が小さい」「だからあきらめる」んじゃなく、「手が小さい」「だから訓練する」という手段を取ること、それも出来るだけ早く…と経験から思います。
私は 手を拡げることに特化した訓練を始めるのが遅かったので、いつまでもオクターブが届かず 弾ける曲に制約ありまくりだったけど、もし小さい時から訓練を開始していたら、高校生くらいには…いや、せめて成人前までにはオクターブとかかっこいい曲がたくさん弾けるようになっていたかもなー などと思ったりするんでね…
みんなは早く気づいて、早く手を拡げるように訓練してください。
「ヒバリ式・チビ手カバー術」、明日に続きます。
To be continued…
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