HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

弾き語りのキー ♪

2019年05月16日 | レッスン日記(大人)

Kさん(大人):

今月からピアノを始めて、今日が2回目のレッスンです。

初めての人のピアノレッスン、一般的には  が1つもない「ハ長調」から始めるんですが

Kさんの希望ジャンルは「弾き語り」。

歌いながらピアノで伴奏するスタイルです。

そうなると、声の高さに合わせてキーを選ぶ必要がありますよね。

「音符や手の都合」より「声の都合」優先ってことになります。

先週はKさんの「声の都合」がわからなかったので、とりあえず一番スタンダードなピーター・ポール&マリーのバージョン、Gのキーでコードネームを振った歌詞カードをお渡ししていました。

その後Kさんからメールがあり、

「忌野清志郎さんのカバーバージョンが歌いやすいキーに近いので、Cでやってみてもいいでしょうか?」ということ。

ご自身の声に近いキーが分かれば何よりなので、ぜひそれでやってください、と返信しました。

 

今日、Kさんはコードネームをちゃんと書き直してきていて、Cのキーでレッスンしました。

→ に変え、結果的には一番分かりやすいハ長調になって、今回はかえって好都合だったかも。

 

弾き語りの場合、キーの設定という課題がいつもついて回ることになります。

弾くだけの人なら、一番分かりやすいハ長調で当分は練習すればいいんだし、歌うだけの人だったら、どんなややこしい、♯♯♯♯♯♯ とか♭♭♭♭♭ とかのキーでも、伴奏者やバックバンドが即座に合わせて弾いてくれます。

しかし、弾き語りの時は両方とも自分でやらなきゃなりません。

ピアノ初心者でいきなり、だと、ちょびっと怯えるかもしれませんが、大丈夫。

「弾きたい!」「歌って弾きたい!」という熱い気持ちがあれば、大丈夫やれます!

Kさんも、熱い気持ちでがんばりましょう。

それに、考えようによっちゃ、メロディーは声で歌えばいいんだから、苦労してややこしい楽譜弾く必要ないんだからさ(笑)



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