発表会まであと2日。
Cちゃん(小3)とRちゃん(小4)が仕上げのレッスンに来ました。
Cちゃんは、ソナチネアルバムの6番、クーラウのソナチネハ長調の第一楽章を弾きます。
古典派のピアノ曲にチャレンジするのは初めてなので、スピード感のあるパッセージを正確に弾きこなすのは難しかったと思いますが、コツコツと練習を重ねた努力が実り、ついに弾きこなすことができました。
今日は本番の気分で弾いてみました。
心なしかちょっと緊張しながら、一つ一つの音を丁寧に弾いている様子に成長を感じます。
ヒバリ教室のピアノは鍵盤がちょっと重いので、小学生のみんなには弾きづらいかもしれないんだよね。
「鍵盤、重いよね?」と先生。
「うん・・・」とCちゃん。「うちだとつっかえないんだけど・・・」
「本番のピアノはもっと軽いから大丈夫。スラスラ弾けちゃうよ」
「あ~、よかった~」
そこへ ♪ピンポン~
Rちゃんが来ました。
先に来ていたCちゃんが、ドアの陰から「わっ」とおどかす、というのはヒバリ教室伝統のお約束。(笑)
それからは二人一緒に「スヌーピーのハッピーダンス」、オープニングの「ウィンター・ワンダーランド」、フィナーレの「よろこびの歌」とリハをしましたが、二人のはしゃぐことはしゃぐこと。
弾きながら踊るわ、変顔するわ、笑うわ、もー、これ以上ない、っていうぐらいはじけまくり。
顔を合わせた嬉しさをどうやって発散しようか、といった様子です。
そうかー。友だちと一緒になった、それだけで、そんなに嬉しいんだね・・・
今度はそれぞれが、自分の曲をキーボードのいろんな音で弾き始めました。
弾きながら、どんどんボタンを押して音を変化させていくのが面白く、もう夢中です。
「はいはい、もうおしまい。Rちゃんのレッスンするよ」
Rちゃんのソロ「パイレーツ・オブ・カリビアン」のレッスンが始まります。
「『かいぞく・オブ・カリビアン』練習してきたよ!死ぬほど練習してきた。100回よりもっと弾いた」と言うRちゃんの演奏。
先生がRちゃんのタッチを見込んで決めた曲、期待通りです!
すばらしいタッチと力強さ、それにスピード感も加わって、最高の「パイレーツ・オブ・カリビアン」が完成していました。
「Cちゃんはもう終わったから帰っていいよ?」
先生が言いましたが、Rちゃんが「待って!あと『WAになっておどろう」1回だけ弾いたら、一緒に帰ろう」と言って、Cちゃんも「いいよ」と待っています。
Mちゃん(高1)とのデュエットの「WAになっておどろう」、先生がMちゃんの代役をして、これも難なく弾き終わりました。
これで、CちゃんもRちゃんも練習UPです!
二人で一緒に、仲良く帰っていきました。
といっても、Cちゃんがおうちの方へ向かって道を曲がる、ほんの100メートルかそこら、一緒に行くだけなんだけどね。
Facebook Hibari Music Lesson