HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

おねえさんといっしょに

2009年11月05日 | レッスン日記(幼児)
Sちゃん(年長):
教室に入って、Y子ちゃん(小4)の顔を見るとすぐに
「今日はY子ちゃん、なにかあるの?」と聞きました。
きかれたY子ちゃんはびっくり。
「え?なにかって?」と、キツネにつままれたような顔をしています。
そうか。先生はピンときました。
「なにかって、注射とか、そういうこと?」
「うん」Sちゃんはうなずきました。
先週、Y子ちゃんは「今日はこれから、予防注射に行くから」と、Sちゃんのレッスンを見ずに帰ってしまったのです。
だから今日も、注射で、すぐ帰っちゃうんじゃないかと思ったのでしょう。
「行かないよ。今日はもう、注射ないから」
Y子ちゃんは答えました。
「じゃ、いる?」
「うん、いるよ」
Y子ちゃんは、Sちゃんを安心させるように言いました。
「Y子ちゃん、いいの?今日もレッスン、見てくの?」
先生は心配になって聞きましたが、Y子ちゃんは「うん、見てく」とソファーに座ったので、Sちゃんは安心して、ピアノを弾き始めました。

今日は、「歌とピアノの絵本・みぎて」の後半からです。
今までの歌より、だいぶ曲らしくなった歌が 次々登場してきます。
先生が 隣でリズミカルな伴奏をつけてあげると、Sちゃんの弾くメロディーも、とたんに生き生きとすてきに聞こえます。
何曲か弾いたあと、先生はY子ちゃんに声をかけました。
「Y子ちゃん。伴奏してあげる?」
「えーっ」
Y子ちゃんはびっくりしましたが、先生の「ワルツだから、ブンチャッチャ、って弾いてね。コードは、C-C-G7-Cで」という説明をきいて、Y子ちゃんは Sちゃんの隣で ちゃんと伴奏をつけてあげました。
Sちゃんも、小さい「おねえさん」の伴奏に合わせて、上手に弾きました。

続いて、ノートに音符を書く問題をやったときも、Sちゃんがまちがって書きそうになったりすると、Y子ちゃんが「ここに書いちゃダメだよ」とか「この色だよ。はい」と、正しいエンピツを渡してあげたりしています。
「採点」のときは、赤鉛筆で丸つけもしてもらいました。
SちゃんもY子ちゃんの指導を、絶対的に信頼しているようです。
この二人の「先輩・後輩」関係、自然発生ながらもなかなかおもしろい交流が進んでいます。
HPの中の「音楽のツボ」ページ、「子ども同士の交流」というコラムを 以前に書きましたので、そちらも合わせてお読みいただければと思います。

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS

さて、がんばってピアノを弾いてるSちゃん、今日は「うたとピアノの絵本・みぎて」が最後まで全部弾けて、「りょうて」の本をもらいました!\(^O^)/
すばらしい速さで上達しているSちゃんです!


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