Tくん(小2):
今年のクリスマス発表会に弾くのは「けんばんのおどり」という曲です。
ピアノ曲って、普通はメロディーがあって、それに伴奏がついて、という形ですが、この曲はちがいます。
右手、左手、メロディー、伴奏、などの区別がなく、あちこちの鍵盤を右手、左手が飛び回る。
しかもほとんど黒鍵ばっかりで、時折り白鍵が参入。
まさに「けんばんのおどり」そのものの曲なのです。
「楽譜にするとめちゃんこ複雑だけど、暗記して弾けば楽に弾ける」という「猫ふんじゃった」に通じるタイプの曲と言えます。
なので楽譜に目をあてながら弾いていくのではなく、少しずつ覚えては弾ける所を増やしていく方式でやっています。
メロディーらしいメロディーが無く、あちこち脈絡なく飛んでる音を覚えて弾くのは大変かもしれないんですが、若い方々、とりわけTくんのように年齢が一桁のとびきり若いみなさんは、意外と理屈抜きで覚えてくれるものです。
今日のレッスンでは、先週覚えた冒頭部分にあと4小節ぐらい付け足して覚えることにしようかなあ、と思ったんですが、Tくんが結構覚える気ありみたいだったので、もう少し先まで…あともう少しだけ…と継ぎ足していって、結局一番最後まで指導してしまいました。
やったー\(^o^)/ 最後まで行ったぞー
来週、全部覚えてるかは「?」ですが、仮に忘れていたとしても、すぐまた思い出してくれるだろうと、先生は安心してます。
何しろピチピチフレッシュ頭脳の若旦那なのでね。(笑)