HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ドクターの音色の秘密は🎵

2020年08月27日 | レッスン日記(大人)

 

ドクター(大人)

ベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」の第二楽章を練習しています。

クリスマス発表会のために練習しているのですが、8月の時点でもう暗譜で仕上がってる。すごいですね!

もう一つすごいのは、ドクターのピアノの音色がレッスンのたびにきれいになっていること。

特に、何ヶ月も弾き込んでいる前半部分は、たっぷりとした重みのある、しかも柔らかな音色で、ドクターのお人柄が伝わってくるような響きです。

この美しい音の秘密は、ドクターが音を完全に覚え、自信を持って弾いているからですね。

安心して重心をかけて弾けるので、その結果重みのある音が出せているのです。

その反対に、「この音で合ってるかな」とこわごわ弾いている所は音が軽い。ちょうど薄い氷の上を、割れないかとビクビクしながら歩いているみたいな。

重みのある音って、つまりは「脱力できた音」ということ。

脱力できてるかできてないかで、こんなにも音が違う。

練習し始めたばかりの「脱力できてない音」を録音しておけばよかったなー、そうすれば今の音との違いが歴然だったのになーと思わず考えてしまうほどの、ドクターの音色の変化でした!



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