Hちゃん(小4):
「あっ、今日はいろいろ寄るところがあったから、来る前に練習できなかった!」
教室について、出席シールを貼って、一息いれてから、Hちゃんはビックリしたように言いました。
そうか、いつもは、ピアノに来る前にちゃんと予習をしてから出かけてるんだね。
「いろいろ寄ったり」してたので、かえっていつもより早く到着してしまい、前のS子ちゃんがまだレッスン終わってなかったので、
「エレクトーンで練習してていい?」とエレクトーンの前に座っています。
「いいよ、小さい音で練習してて。ほら、ここがスイッチ」
「わかった。うわ、下にもでっかいドレミがある」
「それは足で弾くんだよ」
「へー!すごいな・・・」
レッスン中の(はずの)S子ちゃんも
「うちのママね、エレクトーンやってたんだよ」と飛び入り参加。そうだってねー
Hちゃんはエレクトーンに興味しんしんです。
「ここ(手鍵盤)、2段もあるのは何のため?」
「右手と左手、それぞれ違う音にして弾いたりできるでしょ」
「そっか。なるほどね」
Hちゃんは、今 自分が習っている「ソナチネ」を、エレクトーンの上下の鍵盤を使って弾いてみています。
軽やかな音色が流れ出ました。
ピアノとはまた違った音色で、ソナチネが ひと色違ったファンタジックな曲に聞こえます。
「おおっ・・・これ、けっこういいな~♪」
Hちゃんは大発見みたいに嬉しそう。
ほんとだ。エレクトーンでソナチネ弾くのも、きれいだねえ。
「もっと慣れて、楽譜見なくても弾けるようになったら、エレクトーンでも弾いてみれば?」とはS子ちゃんのおすすめです。
そうだね、今度やってみようね。
S子ちゃんが帰って、Hちゃんのレッスンの番。
今日は、ソナチネ提示部のヤマ場のところを練習しました。
細かい指の動きが大変ですが、ひとつパターンをクリアしたら、つぎも同じパターンが転調されて出てきます。
「ほら、見て。よく見ると、さっきのメロディーが場所を変えて出てきてるだけだよ」
「ほんとだ!」
Hちゃんは試しに弾いてみて、目を丸くしています。
このように、純粋にピアノという楽器のためのソナチネは、パターンや構成がきっちりと筋道よく配置されていて、それを弾くのは大変爽快感があります。
Hちゃんが、こういう純器楽音楽に興味を持ち、それを弾く喜びを体で感じてくれているのは、とても喜ばしいことと思います。
これからも、このソナチネで、新しい発見や驚きをたくさん、体験していくことと思います。
「あっ、今日はいろいろ寄るところがあったから、来る前に練習できなかった!」
教室について、出席シールを貼って、一息いれてから、Hちゃんはビックリしたように言いました。
そうか、いつもは、ピアノに来る前にちゃんと予習をしてから出かけてるんだね。
「いろいろ寄ったり」してたので、かえっていつもより早く到着してしまい、前のS子ちゃんがまだレッスン終わってなかったので、
「エレクトーンで練習してていい?」とエレクトーンの前に座っています。
「いいよ、小さい音で練習してて。ほら、ここがスイッチ」
「わかった。うわ、下にもでっかいドレミがある」
「それは足で弾くんだよ」
「へー!すごいな・・・」
レッスン中の(はずの)S子ちゃんも
「うちのママね、エレクトーンやってたんだよ」と飛び入り参加。そうだってねー
Hちゃんはエレクトーンに興味しんしんです。
「ここ(手鍵盤)、2段もあるのは何のため?」
「右手と左手、それぞれ違う音にして弾いたりできるでしょ」
「そっか。なるほどね」
Hちゃんは、今 自分が習っている「ソナチネ」を、エレクトーンの上下の鍵盤を使って弾いてみています。
軽やかな音色が流れ出ました。
ピアノとはまた違った音色で、ソナチネが ひと色違ったファンタジックな曲に聞こえます。
「おおっ・・・これ、けっこういいな~♪」
Hちゃんは大発見みたいに嬉しそう。
ほんとだ。エレクトーンでソナチネ弾くのも、きれいだねえ。
「もっと慣れて、楽譜見なくても弾けるようになったら、エレクトーンでも弾いてみれば?」とはS子ちゃんのおすすめです。
そうだね、今度やってみようね。
S子ちゃんが帰って、Hちゃんのレッスンの番。
今日は、ソナチネ提示部のヤマ場のところを練習しました。
細かい指の動きが大変ですが、ひとつパターンをクリアしたら、つぎも同じパターンが転調されて出てきます。
「ほら、見て。よく見ると、さっきのメロディーが場所を変えて出てきてるだけだよ」
「ほんとだ!」
Hちゃんは試しに弾いてみて、目を丸くしています。
このように、純粋にピアノという楽器のためのソナチネは、パターンや構成がきっちりと筋道よく配置されていて、それを弾くのは大変爽快感があります。
Hちゃんが、こういう純器楽音楽に興味を持ち、それを弾く喜びを体で感じてくれているのは、とても喜ばしいことと思います。
これからも、このソナチネで、新しい発見や驚きをたくさん、体験していくことと思います。