HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

題名のない音楽会・青少年のための管弦楽入門の音楽会

2017年04月23日 | TV・映画・ステージなど
本日の放送は「青少年のための管弦楽入門」。
これは 講演会やコンサートのタイトルじゃありません。
れっきとした、曲の題名なんですよ。
作曲したのはベンジャミン・ブリテンという、イギリスの作曲家です。

オーケストラの4つの楽器群(木管楽器、金管楽器、弦楽器、打楽器)と、それぞれの楽器群の中の楽器たちを 曲の中でひとつひとつ紹介しながら進めていき、最後は今まで登場した楽器のトゥッティ(全部一緒に演奏する)で 華々しく終わる、という楽しい曲です。
テーマには イギリスの古い音楽家ヘンリー・パーセルの曲がモチーフとして使われています。

私はこの曲、音だけで聴いたことはあったけど、今日のように実際の演奏で見るのは初めてだったので、とても面白かったです。
オーケストラのことがやさしく、わかりやすく紹介されているので、子どものみなさんにも興味深く見てもらえると思います。
同じメロディーでも 演奏する楽器によって全くちがう音色やイメージになります。
司会の石丸幹二さんも「ナレーター」として参加されていて、オーケストラのいろいろな楽器とその演奏者とともに、メンバーの一人として溶け込んでいました。
「適材適所」でみんなが活躍していて、いいなと思いました。

こういった、楽器を紹介したり、それぞれの楽器に役割を持たせたり、という曲は、ほかにもいくつかありますね。
プロコフィエフの「ピーターと狼」とか、ケテルビーの「ペルシャの市場にて」とか。
サン・サーンスの「動物の謝肉祭」なんていうのもあります。
長大な交響曲とか協奏曲などを 一糸乱れず整然と演奏しているイメージの「オーケストラ」ですが、たまにこういった曲で 役を「演じて」いるのを見ると、その楽器も、演奏者の人も そのキャラに見えてくる。
なかなか楽しいので、時々こういう曲も演奏してもらいたいもんです。


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