HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「ドミナント・モーション」は「めでたし、めでたし」のオチ。

2021年07月01日 | コード奏法

ジャズやポピュラー音楽で「ドミナントモーション」という言葉を聞いたことがありますか。

「ドミナントモーション」というのは、コード(和音)進行のパターンのひとつです。

クラシック音楽でもジャズやポピュラーでも、この和音パターンは同じですが、「ドミナントモーション」というネーミングは、英語が公用語()であるジャズ&ポピュラー界の用語です。(クラシック音楽はドイツ語が主)

さて、専門的な説明は省略しますが、ドミナントモーションのいちばんわかりやすい例は「曲の終わりの2つの和音」です。

小学校とかでお辞儀をするときの

 ♪ じゃん、じゃ〜ん、じゃ〜ん

あの、曲とも言えないほど短い3つの和音でできている「曲」の、最後の2音 ♪じゃ〜ん、じゃ〜ん の流れ。あれがドミナントモーションです。

それとか、コントなんかで ♪ じゃん、じゃん! という和音でオチをつけたりしますね。これも最後の2音の流れ(全部で2音しかない『曲』だから、つまり全体だけど)がドミナントモーションです。

「はい、おしまい!」とか「完結」を感じられるような、不安定安定へと導くような和音進行。

要するに「めでたしめでたし〜」のオチ。

コードネームで言うと G7 → C (ハ長調の場合)になります。

機能和声で言うと Ⅴ7 → Ⅰ。

それが「ドミナントモーション」なのです。

なんとなく、感覚つかんでいただけたでしょうか?

え?余計わかんなくなった?

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