Tさん(大人)のレッスンが済んだのは、夕方5時半ごろでした。
その時間は、もしかしたらTくんやRちゃんが、駅前の「まちピアノ」で「ビッグ・ベンのかね」や「男の勲章」を弾いて盛り上がっていた頃かもしれませんよね。
「帰りに『まちピアノ』に寄って弾いといでよ」とヒバリ先生が言いました。
「さっき『レッスンの前に行けば』ってLINEしたのに、見てないじゃん(¬_¬)」
「でへへ、きっとそう言うと思ったんで」
「なんだよー。タダのピアノで練習してくればよかったのにー」
「弾けるものがない〜」
いくらでも弾けるのあるでしょ。
Tくんをごらん。
たった12小節の「ビッグ・ベンのかね」を堂々と楽しんで弾いてるんだから。
いい、行きなさいよ?行った証拠に、写真送ってね、とTさんを送り出し、しばらくしたら 写真が送られてきました。
「ダメだー、凄腕の猛者達が群がってます…
しばらく待ってたんですが、空きそうもないので、帰ります^_^;」
ほら見ぃ。
だから先に行けって言ったんじゃ〜
でも、思い切って行ってみたTさんの感想は
「でも、人が居なかったら弾きやすそうですね♪」とのことでした。
今練習してる、ラフマニノフの曲を弾きたいそうです。
もう会場も下見したんだから安心して、今度こそラフマニノフ弾いてください。
レッスンに来る前にね。