Hさん(大人)
ベートーヴェンのソナタ49-1を始めました。
第一楽章は テンポが「アンダンテ」なので、大慌てで弾かなくて済みます。
練習曲としては取り組み易いかなあと思っていたのですが・・・
「なんか、わたくしが弾くとつまらなくて」
とHさんは言うのです。
「そう?好みじゃなかったですか?」と 首をかしげながら、とりあえず練習してきたのを聴かせてもらうことに。
冒頭は8部音符でゆったりと始まります。
やがて、次第に左手が16分音符をきざみ始め、キラキラとしたパッセージが流れ出していきます・・・
この辺りまで来て、「つまらない」の原因がわかりましたよ。
「16分音符は、8分音符の半分の長さだから。ここのフレーズは、このテンポで弾けば冒頭と同じで統一性が取れますよ」
と、お手本を弾いてあげました。
「あら、ほんと!わたくしのは、だんだん遅くなっちゃってたんですねえー」
Hさんも「つまらない」の原因が分かったようです。
16分音符のパッセージが 複雑に入り組んでいるので、それを正しく弾こうとすると だんだん遅くなって、ついには最初の部分の8分音符と同じ長さになってしまってました。
テンポが2倍の遅さのスローテンポになってしまってたので、そりゃ「つまらない」ですねー と言って、二人で笑いました。
「はい!テンポのこと分かりました。これで、来週がんばってきます」とHさん。
リズムが不安定なのは毎度のお約束なので、そこさえ押さえることができれば、あとは練習をしっかりする優等生のHさんです。
来週は、細やかな16分音符を聴かせてもらえることと思います!
ベートーヴェンのソナタ49-1を始めました。
第一楽章は テンポが「アンダンテ」なので、大慌てで弾かなくて済みます。
練習曲としては取り組み易いかなあと思っていたのですが・・・
「なんか、わたくしが弾くとつまらなくて」
とHさんは言うのです。
「そう?好みじゃなかったですか?」と 首をかしげながら、とりあえず練習してきたのを聴かせてもらうことに。
冒頭は8部音符でゆったりと始まります。
やがて、次第に左手が16分音符をきざみ始め、キラキラとしたパッセージが流れ出していきます・・・
この辺りまで来て、「つまらない」の原因がわかりましたよ。
「16分音符は、8分音符の半分の長さだから。ここのフレーズは、このテンポで弾けば冒頭と同じで統一性が取れますよ」
と、お手本を弾いてあげました。
「あら、ほんと!わたくしのは、だんだん遅くなっちゃってたんですねえー」
Hさんも「つまらない」の原因が分かったようです。
16分音符のパッセージが 複雑に入り組んでいるので、それを正しく弾こうとすると だんだん遅くなって、ついには最初の部分の8分音符と同じ長さになってしまってました。
テンポが2倍の遅さのスローテンポになってしまってたので、そりゃ「つまらない」ですねー と言って、二人で笑いました。
「はい!テンポのこと分かりました。これで、来週がんばってきます」とHさん。
リズムが不安定なのは毎度のお約束なので、そこさえ押さえることができれば、あとは練習をしっかりする優等生のHさんです。
来週は、細やかな16分音符を聴かせてもらえることと思います!