Cちゃん(小3):
今年、レッスン初めのときに「今年の課題!」として「指番号をきちんと」ということが課されました。
油断していると、楽譜に書かれている指番号身にかまわず、適当に弾いてしまうからです。
去年までの「初心者レベル」の短いテキストなら、そこまで厳密な指番号はなかったので、適当に弾きやすい指で弾いても、イコールそれが正しい指番号と一致していることがほとんどだったのですが、去年の最後、クリスマス発表会で「ソナチネ」を弾いたことで、どうしても指使いをきちんとしないとダメ、という事態に陥ったのでした。
もうCちゃんも初心者を脱却し、中級レベルに進んでいく段階なので、この古典派ピアノ曲を機会にちゃんとしたピアノ的指使いを身につけていこうよね。
そして今は、ソナチネに続いて古典派ベートーヴェンの「エリーゼのために」を弾いています。
おなじみのテーマ部分を過ぎ、真ん中の「B」辺りになると指使いが重要になってくる。
「もう最後まで弾けるよ!右手だけならね」
そう、Cちゃんはとてもカンがいいので、曲の流れや内容をつかむのが上手で早い。
その音楽性に、理論やテクニックが裏付けとなれば最強だ。
最初はめんどうかもしれないけど、まちがった指づかいで慣れてしまうと直すのにとても苦労することになるので、初めからていねいに指使いを見て覚えましょう。
「エリーゼ」がCちゃんにとって、最高の良い課題となるように。
名人級の素早い指さばきで、生き生きとした「エリーゼ」が弾けるのを楽しみにしています。
HP HIBARIピアノ教室
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