ジェリーくん(小1):
夏休みに入った頃から、あれこれ都合やら体調不良やらでレッスンに来れないことが続いてしまい、今日やっと、3週間ぶりのレッスンに来ることができました。
ピアノの足元には、前にはなかった「補助ペダル」がセットしてありました。
「ほら、見て。踏み台置いたんだよ」と先生。
「こうすれば、ペダルが簡単に踏めるじゃない?それに、みんなが足ブランブランさせなくていいし」
「ふーん、なるほどね」
ジェリーくんは楽譜を出す間も待てないって感じで椅子によじのぼり、ガンガン弾き始めました。
でもこのポーズだから、補助ペダルぜんぜん用無し
今まで弾けなかった分を取り戻すかのように、次々弾く弾く。
ひとしきり弾いて、それから楽譜ファイルを出して、ちゃんと座り直して、それから改めて、今までやった曲を弾きました。
「『カイト』にね、伴奏つけてほしい」とは、お休みになる前に書いてあげた 嵐の「カイト」のメロディー譜のことです。
「うーん、ちょっと難しいかもだけど…」と、ささっとコードネームを書き込んであげたら、ジェリーくんはちゃんとコードをつけながら弾きました。
おおー、コードつけたら、一気に「カイト」らしくなった!
それから「ピーコック(駅前のスーパー)でかかってるのが弾きたい」と先生にリクエストして書いてもらった「シンコペーテッド・クロック」、学校で習った「あんたがたどこさ(伴奏してよ!と先生に促す)」、去年の発表会で合奏した「レット・イット・スノウ」、「バナナボート・ソング」、「ハランベ 」…
先生と一緒に次々弾いて楽しみました。
「あのね、夏休みにね、うちで映画観たんだよ。ドラえもん!だからその歌弾きたい。楽譜作って!」
「OK。じゃ来週作っとくよ」
「すぐ作ってね。今レッスン終わったらすぐ作ってね」
「わかったわかった」
3週間分の「ピアノロス」を、がっつり取り戻して帰ったジェリーくんでした!