Hちゃん(小2):
「昼寝して目が覚めたらピアノの時間になってた。練習できなかった」と言ってやって来ました。
宿題は「ともだち賛歌」。
もともとの原題「リパブリック讃歌」と言ってもHちゃんにはわからない。でも、このメロディーは知ってるはず。
「ほら、この歌だよ」と歌ってあげて、「あー、わかった! ♪まーるいみどりの 山の手線~だ!」「そうそう!」と 二人で声を合わせて歌い、「♪ カメラはヨ○○シカ・メ・ラ!」とキメキメで終わったのが先週です。
その、せっかく盛り上がったヨ○○シカメラの歌を 出かける前に弾いてなくて、ちょっぴり残念、という表情のHちゃん。
「最初は右手だけにする」とピアノに向かいましたが、譜面を見て「最初のところはできそうだから両手でやってみる」と意欲的なのです。
この曲、簡単そうに聞こえますが、 実は出だしのフレーズの音域が広く、一気に1オクターブの範囲のアルペジオを弾かなくてはならないのです。
特に、レから上のソへ、4つ離れた音を2の指と3の指でスピーディーに弾くのが、手の小さい2年生には至難の技!(ト長調)
Hちゃんが1回目に弾いたときは、レからソにスムーズにつながらず、レ~ミ、とかレ~ファ、とかになってしまいましたが、3回4回と弾くうち、見事にレ~ソが百発百中で弾けるようになりました。
そうなったら、俄然 楽しくなってきます。
先生が隣で伴奏をつけ、連弾で勇ましく、何度も何度も「ともだち賛歌」のマーチを繰り返します。
Hちゃんは満面の笑顔、顔はうっすら紅潮して本当に楽しそうです。
「じゃ、交代。今度は先生が右手弾くから、Hちゃんが左手弾いてね」
「えっ」
途端に夢から覚めたようなHちゃんでしたが、がんばって左手を弾きました。
「じゃ、いよいよ一人で両手だね。でも、どっちかの手だけもう一度やっておく?」
「右手右手~。だって右手が、難しいんだもん~」とHちゃん。
「あっそう。じゃ、Hちゃん右手、先生が左手ね」と先生。
(こいつ~ 右手弾く方が楽しいからだな) と先生は思いました・・・
だって、なじみのない、それも単音ばっかりの左手を、楽譜とにらめっこして四苦八苦しながら弾くよりも、本物のブラスバンドみたいなかっこいい伴奏をつけてもらいながら ノリノリでメロディーを弾く方が楽しいに決まってる。
そうは思いましたが、「楽しいに決まってる」の魅力は捨て難く、二人でほぼ完璧なともだち賛歌を、また楽しく弾きました。
Hちゃんの両手も、そのあとちゃんと(なんとか)弾き、来週、スラスラ弾けるようにしてこよう、という宿題になりました。
小学生とのレッスンはホントにおもしろい! (^O^☆♪
「昼寝して目が覚めたらピアノの時間になってた。練習できなかった」と言ってやって来ました。
宿題は「ともだち賛歌」。
もともとの原題「リパブリック讃歌」と言ってもHちゃんにはわからない。でも、このメロディーは知ってるはず。
「ほら、この歌だよ」と歌ってあげて、「あー、わかった! ♪まーるいみどりの 山の手線~だ!」「そうそう!」と 二人で声を合わせて歌い、「♪ カメラはヨ○○シカ・メ・ラ!」とキメキメで終わったのが先週です。
その、せっかく盛り上がったヨ○○シカメラの歌を 出かける前に弾いてなくて、ちょっぴり残念、という表情のHちゃん。
「最初は右手だけにする」とピアノに向かいましたが、譜面を見て「最初のところはできそうだから両手でやってみる」と意欲的なのです。
この曲、簡単そうに聞こえますが、 実は出だしのフレーズの音域が広く、一気に1オクターブの範囲のアルペジオを弾かなくてはならないのです。
特に、レから上のソへ、4つ離れた音を2の指と3の指でスピーディーに弾くのが、手の小さい2年生には至難の技!(ト長調)
Hちゃんが1回目に弾いたときは、レからソにスムーズにつながらず、レ~ミ、とかレ~ファ、とかになってしまいましたが、3回4回と弾くうち、見事にレ~ソが百発百中で弾けるようになりました。
そうなったら、俄然 楽しくなってきます。
先生が隣で伴奏をつけ、連弾で勇ましく、何度も何度も「ともだち賛歌」のマーチを繰り返します。
Hちゃんは満面の笑顔、顔はうっすら紅潮して本当に楽しそうです。
「じゃ、交代。今度は先生が右手弾くから、Hちゃんが左手弾いてね」
「えっ」
途端に夢から覚めたようなHちゃんでしたが、がんばって左手を弾きました。
「じゃ、いよいよ一人で両手だね。でも、どっちかの手だけもう一度やっておく?」
「右手右手~。だって右手が、難しいんだもん~」とHちゃん。
「あっそう。じゃ、Hちゃん右手、先生が左手ね」と先生。
(こいつ~ 右手弾く方が楽しいからだな) と先生は思いました・・・
だって、なじみのない、それも単音ばっかりの左手を、楽譜とにらめっこして四苦八苦しながら弾くよりも、本物のブラスバンドみたいなかっこいい伴奏をつけてもらいながら ノリノリでメロディーを弾く方が楽しいに決まってる。
そうは思いましたが、「楽しいに決まってる」の魅力は捨て難く、二人でほぼ完璧なともだち賛歌を、また楽しく弾きました。
Hちゃんの両手も、そのあとちゃんと(なんとか)弾き、来週、スラスラ弾けるようにしてこよう、という宿題になりました。
小学生とのレッスンはホントにおもしろい! (^O^☆♪