Rくん(年長組):
♪ ピンポ〜ン が鳴って玄関に出てみたら、元気いっぱい、、ニコニコ顔のRくんがママと一緒に入ってきました。
「今日は見に来てほしいっていうので…私も入っていていいですか?」とママ。
なんと、あのシャイなRくんが「見に来て」とママを誘ったというのです。
今までは、絶対人前で弾いたりせず、パパやママも「見てちゃダメー」だったRくんなのに。
ピアノを始めて半年、上手に弾けるようになって自信がついてきたのでしょうか。
「さあ、じゃ何からやろうかな?ピアノから?」と先生。
「うん!」Rくんが「こどもの歌で楽しいレッスン うたえる!ひける!ピアノ曲集1 - ヒバリ教室ピアノ日記♪」を広げて、得意なレパートリーを次々弾いていきます。「アルプスいちまんじゃく」、「ふしぎなポケット」、「10人のインディアン」。
得意な曲はスピードを上げて、右手と左手の置き換えもサッと素早く!
前に弾いて花丸をもらった曲でも、だんだんスピードアップしたり、リズミカルに手を変えたり、と課題をレベルアップしていけば、新しいスリルが生まれて盛り上がります。
「『てをたたきましょう』はどうかな?知ってる?」と先生がピアノを弾き始めました。
「こんなの、保育園でやってるよ!」
Rくんは、先生のピアノに合わせて大きな声で歌い始めました。
「音符を見てリズム打ちしてみよう」
八分音符がいっぱい入ったリズム譜、手拍子で叩きます。
「じゃ、今度は膝の上で、右手で弾く音符は右手、左手で弾く音符は左手で叩くよ」
メロディーが右手、左手と受け渡されているので、八分音符だらけのリズムを右手、左手と間違えないように叩くのはスリル満点、大興奮です。
大笑いしながらリズム打ちを終わり、ピアノでメロディーを弾きます。
大好きな「ビッグベンのかね」も忘れずに。
ピアノの後は、リズム譜カードを並べてリズム打ち。
さっきの興奮リズム打ちを思い出したので、このカードも符尾を上向けに置いたり下向けに置いたりして「上向けは右手、下向けは左手だよ!」と新たなドキドキを仕込みます。
大興奮でリズム打ちゲームをやっていると、次の時間のSちゃん(高2)が来ました。
Rくんとは初対面なので、お互いを紹介しました。
「かわいーい」と言われて、Rくんは大テレで半分顔を隠しながらも「こんにちは!こんにちは!」とご挨拶しました。
春にヒバリ教室に入った頃は、シャイで何をするにも気遅れが先に立っていたRくん、今ではすっかり教室にもなじみ、チャレンジ精神旺盛です。
来週もまた、面白いこと見つけようね!
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