HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

即興セッション「若葉のころ」

2019年05月26日 | コード奏法

Tさん(大人):

いつもながらお仕事が忙しくて(めちゃめちゃ忙しくて)、レッスン予約も家での練習も思うようにいかない、という状態の中、昨日「今日中に仕事が区切りつけそうなので、明日レッスンは大丈夫でしょうか?」とLINEが来ました。

そして今日のお昼前にレッスンする運びとなったTさんですが、ピアノの前に座っても「練習が出来てなくて」と恐縮しながら、とりあえずハノンを開きます。

じゃ、ま、とりあえずハノンだね。

今日は26日だから、26番だね。

ってことで、Tさんが弾き始めたハノン26番に、いつも通りエレクトーンでリズムとコード伴奏をつけ始めたんですが。

ミファソミ、 レミファレ、 ドレミド、ラソラソ〜

アレ?何か

何か懐かしい響きが、ヒバリの耳を捉えました。

何かに似てるよね?あの『若葉のころ』じゃなかったっけ?ほら、ココ」

 

↑ これが問題のフレーズ

ヒバリは、そのずっと昔のポップスのメロディーを口ずさんでみました。

「ファーソラーファ、 ミーファソーミ、レ〜

「『若葉のころ』ですね!」

Tさんもその曲を知っていて、ピアノでメロディーを弾いてみています。

ビー・ジー・ズというグループが演奏してヒットし、「小さな恋のメロディー」という映画のテーマとしても使われていた曲。

「そうだよね!やろ、やろ!ほら、楽譜あった」

本棚からリードシート楽譜集を引っ張り出して、Tさんのためにピアノの譜面台に広げ、もう1冊探し出したリードシートをエレクトーンに広げて、たちまち即興のセッションが始まりました。

Tさんが弾くピアノをメインに、ヒバリのエレクトーンでリズムとバックをつけ、何コーラスも繰り返し繰り返し、レッスンほっぽり出してすっかり遊んでしまいました♪  

でも、いいのさっ

これだって立派な「レッスン」だもん。セッションのね。

「若葉のころ」って、昔は注目してなかったけど、こうやって弾いてみたらすっごく柔らかく優しく、素敵な曲だなーと再認識しました。

Tさんも同感だったようなので、また今度練習なしでセッションして遊びましょう\(^o^)/

■ ヒバリが持ってる「リードシート楽譜」の1冊。
↓ 全2巻、Amazonでまだ現役。いちおう「プロユース」となってるので、けっこう使える。
(画像クリックでAmazonのページにいけます)
 


最新の画像もっと見る